Tuesday, December 21, 2010

プレシャス (Precious)

プレシャス (Precious) をやっと見ました。

たくさんに人が見るべき大事な作品なので、
有名人をうまくからませたプロモーションは完璧だと思った。
っていうか、まだ見てない方がいたらぜひ見てください。

演技がすばらしかった。ウソが一カ所もなかった。

あとは、
予想以上に形が整った映画だった。
もっと荒削りなのを予想してたんだけど、
意外に、構成、映画のシェイプが、マイルドだった。
イマジネーションの挿入、トランジション、色、がとてもきれいだった。

その分、見終わった後に、夢みそう、、ってくらいの印象は残らなかった。
洗練されすぎ?かな。
このテーマを今の時代に扱うには、これがベストだったんだろうか?

Monday, December 20, 2010

ジム・キャリー (Jim Carrey)

















新聞の水嶋ヒロさんのインタビュー記事の中に、
”エース・ベンチュラ”という単語を発見!

エース・ベンチュラ (Ace Ventura) は、
ジム・キャリーがブレイクするきっかけになったコメディ映画だ。

水嶋さんは、これに狂喜するクラスメイトを見て、
創作活動を目指すようになったそうですが、
私はこれを見て、ジム・キャリーは普通じゃない、と思った。

その後、彼のヒストリーをたどって、
勝手に彼の演技の源泉を理解した気になっている私は、
もうかれこれ長い間彼のファンです。

少し前の彼のツイッターにありました。
人生で一番つらいことは、苦しい状況にあることじゃなくて、
苦しい状況にあることを隠すことだ。
と。

そう、それが彼を生み出している。

Tuesday, December 14, 2010

まるで透明度180%
















市橋織江さんの写真、だいぶ好きで、
しょっちゅう、見とれている。

まるで透明度180%の写真たち。


彼女のホームページもかなり楽しい。

Monday, December 13, 2010

ロス・アンジェルス ムービーアワードの賞をいただきました!

私の最新作 SEEING が、
ロス・アンジェルス ムービーアワード (Los Angeles Movie Awards) の、
エキスペリメンタル映画(実験映画)部門の1等賞と撮影賞をいただきました。

ドラマ部門に出してもなかなか賞がとれないので、
このアワードでは、実験映画部門に出してみたところ、
2つも賞をいただいたというわけです。

有名な賞じゃないけど、ちょっとホッとしました。
協力してくれた俳優はクルーに対して。
みんなありがとう!

Sunday, December 12, 2010

どの家庭にもストーリーがある

トイ・ストーリー3の脚本家のひとり Michael Arndt のインタビューを聴いた。
聴いたのは、よく聴くポッドキャストのひとつ Creative Screenwriting Magazine。

面白かったこと1

彼は、トイ・ストーリーの前に1本だけ脚本を書いている。
それはリトル・ミス・サンシャイン。
なんと、それがまだ撮影中に、トイ・ストーリーチームから声がかかって、
ピクサーのジョン・ラセター他、トイ・ストーリー1、2をやってきた人たちと一緒に脚本を進めることになった。
ピクサーの人たちは、彼の撮影中だった脚本を読んだだけで決めたそうです。
結果的に、リトル・ミス・サンシャインは、サンダンスで注目され、アカデミー賞もとることになるんだけど、そんなのは全くわからない低予算インディペンデント映画だったのに。
ピクサーというストーリーにとても厳しいプロダクションが、
このようにして脚本家を選んだってところがおもしろい。

懐深いって思った。


面白かったこと2

リトル・ミス・サンシャインのアイディアだけがあって、
どうストーリーにしていこうかな、
(田舎に住む、ちょっと小太りの女の子がミスコンに出ることになった家族の話は、
彼の持ってたアイディアの中で最も商業的じゃないものだったらしく、
どうしたものかと悩んでいたそうです。)
 と考えていたときに観た映画は、
スタジオ・ジブリの ”ホーホケキョ となりの山田くん” だったそうです。
それを観て、どの家庭にもストーリーがある、どんなに小さな話でも、
現実性を持たせられれば、ストーリーとして成り立つ、と思ったそうです。


で、あたしも観てみた。
はい、観てなかったんです。

彼の言うこととてもよくわかった。
けどそれより、わたしの場合は笑いました、相当。
分析するより楽しんでしまった。
日本のあの話のメッセージが海外に人にも届いてるって
嬉しいことだと思った。
っていうか、ジブリ作品ですもんね、さすが。

タイトルの ”ホーホケキョ” がどう訳されてるか気になったんだけど、
英語タイトルは、My Neighbours the Yamadas でした。

なんだ。

Friday, December 10, 2010

大好きなビデオ作品





Dictaphone Parcel from Lauri Warsta on Vimeo.

大好きなビデオ作品です。

ロンドンからヘルシンキを旅するテープレコーダー。
主役は音。
そして、それに寄り添う完璧なイラストレーション。


Thursday, December 9, 2010

リミッツ・オブ・コントロール (Limits of Control)

リミッツ・オブ・コントロール (Limits of Control) 観ました。
ジム・ジャームッシュ監督の昨年の作品。

この作品のプロモーションイベントで、監督を見たのです。
ニューヨークで。
正直、質疑応答の内容より、監督を生で見た、
テレビやビデオで見たとおり、あの顔とあのしゃべり方だったのが、
とても嬉しかった。

作品を見たのは今日が初めて。シアターで見る時間がなかった。
しかし、まあすごかった。とてもユニークな見せ方をしてくれました。
少しずつ前へ前へ、主人公が歩くのと共に、 クイズのヒントを与えられ、
最後の最後にやっとその答えがわかる感じ。
そして、そのクイズと答えが、彼ならではだし、ヒントの与え方も独特。
いつもながら、構成も色もキャラクターもセリフもシンプルで潔いです。
まさに、”アート”でした!

ビル・マーレイのシーンは笑わせてもらった。
セットも演技もしゃべりも殺し方も、全部笑えた、あれが結末とは。
さすがですな。

ラテに感謝! (How Starbucks Saved My Life)

ラテに感謝! (How Starbucks Saved My Life) を読みました。

とっても読みやすく一気に読みました。
舞台がニューヨークなので、イメージもはっきり湧きました。
思わず涙がじんわりってシーンでは、
素直にじんわりしできて心の浄化によかった。
かなりオーソドックスなシーンで、
気分によっては、ススッと読み進んでしまいがちなとこだったんだけど、な。

ライトノベルズっぽく仕上げてあるので、ふんわり読んでしまうけど、
人生へのメッセージがたくさん詰まったお話でした。

面白かったのは、ほとんどのシーンで、現実に主人公の回想イメージが割り込んでくるところ。
人生中盤を越えると、そうなるんだろうか?
気をつけておこう。

”あとがき”に、映画化されるような記述があった。
トム•ハンクスは、もうすごいはまり役だと思ったけど、
ガス•ヴァン•サント監督は、ちょっと以外。
でも、現実と回想をどう噛み合わせてくるかを考えたらとても楽しみ。
それとも、もっと他に何かアイディアがあるのかな。

Tuesday, December 7, 2010

翻訳コンテスト 努力賞

日本にいてもニューヨークで何が起こってるか知っておきたいので、
以前に記事を書いていただいた、週刊ニョーヨーク生活さんの新聞をウェブ版を読んでまーす。

そこで、先月から、紙上翻訳コンテストというのが始まったので応募してみたら、
努力賞というのをいただきました!
うわー、私の名前が載ってるー。
http://www.babel.edu/nycontest/

児童文学だったので、とても面白かった。

のはいいけど、
夏くらいから翻訳の仕事もしてるので、こんなのもやってみようと思う訳だ。
というのも、映像の仕事だけでは食ってけないからだ。

Thursday, December 2, 2010

映画 天使 (Angel)

冬のルビッチ特集中。
今日は、天使 (Angel)

ああ、マレーネ•デートリッヒという人には、
一度でいいから会ってみたかった。
あの顔を生でおがみたかったですー。

この映画の最後もすばらしい。
最もすごい終り方を選んだね、ルビッチさん。
あれをマレーネ•デートリッヒでやるからもう最強です。

ため息。

Sunday, November 28, 2010

私の殺した男 (THE MAN I KILLED BROKEN LULLABY)

ルビッチ監督の 私の殺した男 (The Man I Killed Broken Lullaby) を観た。

ルビッチに逃げる私。
あー、早く冬終らないかなあ。

しかし、この映画は、やっぱり最後がすばらしい。
この余韻、すごーーい。
考えるのも恐ろしい未来が待っている。
生きてくのって、そんなきれいごとじゃないんだぜっ、
って言っている。映画なのに。

Saturday, November 27, 2010

コーナンの自分を信じる心

コーナン (Conan O'Brien) のアクターズスタジオのビデオを観た。

なんで今頃観たかって?
突然、昔よく観てたアクターズスタジオってのを思い出し、
(今もやってるんだろうけど、最近テレビはほとんど観ない。)
ユーチューブ行ったら、コーナンのがあったので観た。

すっごいおもしろかった。
他の人のとは全く違う展開になっていた。
進行は同じなんだけど、ゲストが司会にあそこまでつっこんで、
笑いを生み出すのはおもしろい。
まあほとんどの場合、コメディアンとか司会者じゃなく、
俳優業しかやってない人が出てくるから、違うのも当然だけど。
でも、コーナンの実力をまざまざと見せつけられた感じではある。

印象に残ってるのは、
コーナンがここまで来る過程で、
自分をしっかり信じて生きてきたんだなってこと。
大事大事。

Conan O'Brien Inside Actors Studio

Monday, November 22, 2010

TOEICの結果

先月受けた TOEIC テストの結果が来た。
ほぼ満点。
最後時間切れで全部できなかったのに。

ああ、ちょっとホッとした。
少しはかしこくなってた。
今年の秋はろくでもないことばっかり起こってるから。

Sunday, November 21, 2010

桃色の店(街角) (The Shop Around the Corner)

ルビッチ監督、桃色の店(街角) (The Shop Around the Corner) を観る。
元気がなくなったときのルビッチ頼みですら。

ああ、こういう単純なハッピーロマンスコメディは最近ないなあ。
世間のみんなは観たくないのかなあ?
この暗い世の中に、季節に、時代に。

どんな映画が観たいですか?

Thursday, November 18, 2010

赤い靴 (The Red Shoes)

名作 赤い靴 (The Red Shoes) を100年ぶりくらいで観た。
いやあ、すばらしいなあ。

贅沢な気持ちになります。

だから、映画はやめられない!

Wednesday, November 17, 2010

はやぶさ かしこいなあ

イトカワから戻ってきた”はやぶさ”くんに、
心から感激。
ホンマ、かしこい子やなああ。

Sunday, November 14, 2010

落選

先月、脚本をコンテストに送ったんだけど、
落選ということで戻ってきた。

理由はお答えできませぬ、
というのは、初めからのお約束なんだけど、
やっぱり知りたいなあ。

脚本に力がなかったのか、
予算、撮影スケジュールに無理があったのか、
脚本のフォーマットがアメリカっぽくでダメだったのか、
それとも、”若手映像作家を支援するってプログラムだったから、
年齢が高すぎたのか。

でも、どうしたって教えてもらえないから、
年齢だったんだ、作品はよかったのかも、
って思うことにした。

Saturday, November 13, 2010

ヨドコウ迎賓館
















芦屋散策しました。
ヨドコウ迎賓館。フランク•ロイド•ライト設計。
ということで、今回も、建物の中で写真を撮るのを忘れた。

迎賓館という言葉のイメージより地味だったけど、
フランク•ロイド•ライトらしい和洋折衷、堪能しました。
目のいい。
脳にもいい。

Wednesday, November 10, 2010

コーナン (CONAN) カンバック

Conan O'Brien の新しいショーがやっと始まった。
とりあえず嬉しいカンバック。
TBS CONAN

テレビ局といろいろあって、久しぶりのテレビ出演。
内容が楽しみ。

Sunday, November 7, 2010

御影散策つづき

昨日の御影散策つづき。

豊雲記念館に行きました。
華道小原流三代目小原豊雲さんのコレクションが展示されている美術館。

いやーすごい。
明治とか大正とか昭和初期のこの頃に、
こんなに海外文化に触れていた個人がいたとは。
インド、メキシコ、アンデスと、もうあらゆる民族ものをコレクションされています。
なぜか見てて嬉しかったあ。
なぜか、なぜだろう。
海外の文化に惹かれてる人を見たから。
色がきれいで嬉しくなったから。

Saturday, November 6, 2010

日本の味と色
















御影散策しました。
夕方、海に沈む夕日がきれかったあ。
写真撮るの忘れた。
あんみつおいしかった。かわいかった。
日本の味と色。
 (いただいたのは、西村屋和楽さんです。)

Friday, November 5, 2010

重罪と軽罪 (CRIMES AND MISDEMEANORS)

ウディ•アレンさまの、私のベストスリーに入るかな、
の、重罪と軽罪 (CRIMES AND MISDEMEANORS) を久しぶりに観る。

うーん、
よくできてるなあ、とうなって寝る。

Thursday, November 4, 2010

映画 ANPO

映画 ANPO 観てきました。

友人の永井晶子ちゃんと武石聡さんが音楽を担当していたので、
楽しみにしてたのです。

安保を画と絵で描くという、とてもオリジナルな手法で、
興味深く観ました。
日本人としてわかっておかないといけない歴史を見せてくれました。
ちょっと私の認識にはなかった映像もあって勉強になりました。

監督のリンダさんは、日本で育ったアメリカ人。
その特殊な立ち位置から、この話を伝える使命を感じたそうです。
そのパワーを十分に感じました。
うん、映画なんて、おかしなパワーがないとつくれない。

音楽は、とても丁寧に奏でられた繊細な音でした。
彼らの音づくりは知っているけれども、
それでもその深さに感動!

しかし、、
一緒に見に行ったあやちゃんのお友達のお父さんが出演していた。
びっくり。
そんなこともあるから、ここは不思議な星だ。

Monday, November 1, 2010

The Daily Show

アメリカの夜のトークショーのひとつ The Daily Show が、
Rally to Restore Sanityというイベントを行った。
10月30日、ワシントンD.C. 、215,000 人が集まったらしい。
何もスローガンを抱えていないこのイベントに。

とは言え、この番組は政治コメディだから、

中間選挙の直前、
どちらの党にも賛同できないけど、ストレス溜まってるんだっ!
って人たちがアメリカ全土から集結した、
ってことみたい。

うん、確かに。
日本は前からふらふらだけど、
アメリカがこうなるとはね。
悲しい。
だけど、避けては通れない道ですなあ。
前進するために。




Sunday, October 31, 2010

親子イノシシ





















親子イノシシいました。神戸にドブに。
腹ペコなんだろうなあ。

Thursday, October 28, 2010

クリントン•グローバル•イニシアティブ (Clinton Global Initiative)

クリントン•グローバル•イニシアティブ (Clinton Global Initiative)
の今年の会議のビデオを、やっと全部観終った。

様々な社会問題について、
あらゆる個人、団体、民、官が、
話し合い、行動に移し、結果を残す、
ってことをものすごいスピードでやってるとこ。

印象に残ったこと。
”スモール”がはじめの一歩だってこと。
”ストーリー”が人を巻き込むのに大事ってこと。

まさかっ、と思うようなことを人間はわからなくなることがある、
環境に慣らされて、ってこと。

Monday, October 25, 2010

イントゥ•ザ•ワイルド (Into The Wild)

ショーン•ペン監督作、イントゥ•ザ•ワイルド (Into The Wild)を観た。

怖かった。自分がすっぽり入ってしまった、映画に。
もう最後の方は怖くてちゃんと観れなかった、夢に出てきそうで。
主人公の一部に自分を観たんだろうなあ。
そして死が迫ってることを感知したんだなあ。

映画のメッセージにも感動したし、
ショーン•ペンが苦労して映画化実現にこぎつけたことにも、
そして骨太な映画を完成させたことにも感動。
主人公の男の子の演技もすばらしかった。

予算約15億、ギリギリ収入が上回ってる様子。
監督がショーン•ペンさんじゃなかったら難しいことですね。
こんなにいい映画だけどね。

まあよくある話だ。

Sunday, October 24, 2010

空気人形

是枝監督の空気人形観ました。
早く観なければと思ってたんだけど、なぜか今日になってしまった。

期待がものすごいふくらんでいたので、
見終わった後の方が、落ち着いてたな、うん。

まずはこれを映画にしたってことがすごい。
難し過ぎる。
それから、細かいストーリーも、
潔く展開していたところがすごい。
普通の映画なら、極端すぎてやらないことをあっさりやってる。
例えば ARATA さん演じる男の子が本当に死んじゃう。
あのシーンを映像で観せることにとても意味があるけど、
あたしなら、勇気ないかも。

とすぐ、大監督と自分を比較してしまう、
いいクセでしょ。幸せなヤツだ。

とにかく、いろんな意味ですごい映画です。
ワンシーンごとの言いたいことがものすごく伝わってきて、
ちと観てて苦しかった。伝わりすぎか。
ってパターンもあるのか。
ヘンな気持ちです。

Thursday, October 21, 2010

ライブ写真

















ニューヨークの友達から写真がきた。
マッシヴ•アタック (Massive Attack)のライブへ行ったとか。

未だに変な気分。
ライブ写真を会場で平気で撮れてるってことが。
(以前、ライブ関係の仕事をしていて、
ライブ中写真を撮る人の退治に追われていたから。)

しかし、きれいな照明だ。
ひとつずつ数字なんだけど、見えてるかな?

Saturday, October 16, 2010

焼肉食べた

久しぶりに焼き肉食べました。
家族の誕生日。

食べすぎ。
おいしかった。
肉、やわらかすぎかも。

焼肉牛萬さん。

しかし、この写真撮るの忘れるの何とかしあかんなあ。

Thursday, October 14, 2010

秋のにおい

歩いていると、金木犀のにおいにキョロキョロする今日この頃。
わたしにとっては、日本の秋のにおい。アメリカでは金木犀のにおいに出会わなかったから。

で調べると、
金木犀は中国から日本にやってきた木だそうです。
でも、アメリカ大陸にわかっていないかどうかは不明。

日本ではニューヨークにいる時より、五感が忙しいです。

Wednesday, October 13, 2010

ラブリーボーン (The Lovely Bones)

映画 ラブリーボーン (The Lovely Bones) 観ました。

とにかくうらやましかった。
生きてる世界と死んでる世界の間を描くことは、いつもしたいと思ってるから。
この映画がこんな風にできあがったことがうらやましかった。

三途の川の世界が違和感がなく、
すごいなあと思った。
まあ、なんといっても監督は、ピーター•ジャクソンさん、
お得意分野だとは思いますが。

Monday, October 11, 2010

サングラス イフェクト

まだまだ日差しの強い日が多く、
そんな日は、サングラスをかける。

サングラスをかけると緑色の葉が紅葉する。
全体的に茶色くなるんじゃなくて、
ちゃんと、一枚の葉の中でも色が変わり始めてるところだけなるのですよ、この今年買ったサングラス。

秋イフェクト、いいな。

Sunday, October 10, 2010

脳内ニューヨーク (Synecdoche, New York)

チャーリー•カフスマン脚本、初監督作、
脳内ニューヨーク (Synecdoche, New York) 観ました!
ビデオで。

なんといってもチャーリー•カフスマンだから、
とても楽しみにしていました。

内容は想像以上のぐちゃぐちゃぶり。
わたしは大いに楽しんだ!
言いたいことがあふれすぎてまとまらなかった感じっすね。
しかし、このオリジナリティはすばらしい。
他では絶対に観れない映画、新しいとこにチャレンジしてる。
大満足。人間の思考が奇行がぐるぐる。
でも、終わりはシンプルでした。

満足。

Monday, September 20, 2010

Tuesday, September 14, 2010

秋刀魚の味

今ニューヨークのある映画館で小津安二郎監督特集をやってる。
その映画館から来るお知らせメールにいつも書いてある。

と思ってたら、あっちにいるイタリア人の友達フランチェスコも、見に行ってるって言ってた。
ということで、小津シアターを我が家でもやってみた。
久しぶりに、お風呂につかってる気分になりました。
今日観たのは、秋刀魚の味

Wednesday, August 25, 2010

月に囚われた男 (Moon)

すっごく観たかったのに、なかなか観れなかった映画
月に囚われた男 (Moon) を観ました。


デビッド•ボウイの息子さん、ダンカン•ジョーンズさん長編初監督作、
主演はサム•ロックウェル、彼がものすごくよかった!
すごい、予算約5億円。すばらしい。本当にこの予算でこんなにいい映画が作れるなんて、やっぱりインディペンデントはいいなあ。

今異星ものに興味があるから、
(異星もの映画をつくってみたいと思ってるから)
とても興味を持ってみました。

ほとんどひとり芝居、相手のいないシーンの精神的葛藤が
きちんと描かれています。
演技者にあっぱれ、です。
あっぱれ、あっぱれ、あっぱれ、あっぱれ、あっぱれ。

Wednesday, August 4, 2010

バケーション

7月は、アメリカに行ってました。
バケーション。久しぶりにのんびりしました。

Monday, June 7, 2010

愛おしき隣人 (Du levande)

ウェーデンのロイ•アンダーソン監督の愛おしき隣人 (Du Levande)
を観ました。

完璧なロイ•アンダーソン世界が展開されていました。
これだけクセのある映像世界なのに、
どうして飽きずにどの作品もほんわかあったかい気持ちで観られるんだろう?
不思議だあ。

この監督のCM作品もとても有名なので、さんざん観てるけど、
やっぱりまだ観たいと思ってしまう。

これが芸のすごいとこですな。

Friday, June 4, 2010

さよなら。いつかわかること (Grace Is Gone)

さよなら。いつかわかること (Grace is Gone) を観た。

アメリカ映画にしてはとっても静かな、
ひたすら心の動きだけを追う映画。
脚本も手掛けたジェームズ•ストラウズさんの初監督作品だ。

予算が気になる。
約2億。興行成績はあんまりよくないみたい。
アメリカにいるときにさんざん広告見たけどな。

見ながらボロボロ涙がとまらなかった。
心をきれいにしてくれた映画。
こういう映画が大きな会社で作られたのは
すごくいいことだと思う。

しかし、興行成績はよくなさそうなので、今後が心配、
って、人のこと心配してる場合じゃないけど。

Wednesday, May 26, 2010

初めての映画制作

ひえ〜、今日はびっくり。

13年前につくった私の初監督作品 UNDER THE BRIDGE で
カメラをやってくれたケイトからフェイスブック経由でメールが来た。

映画はNYでつくったけど、その後、私はサンフランシスコの友達んちへ、そして帰国、
彼女はミシガンの実家へ戻った。
その後数年は手紙とかメールとかしてたと思うけど、
10年以上も連絡とってなかったに!

ああ、嬉しい。
初めての映画制作を一緒にやった友人に再会できるとは。
あのワクワク感、ドキドキ感、疲労感、
なんで最後まで頑張れたかわからない、寝ずに過ごした2か月。

何度も、
”日本に帰ろう、映画やってることはほとんど誰にも言ってないし”
って思ったのを思い出した。
最後の方はもう、一緒に撮影してくれた友人のためだけにやってたもんなあ。
とにかく完成だけはさせないといけない!って。

ああ、それがすべての始まりだったってことだなあ。

だなだな。

Tuesday, May 25, 2010

アイディアを広げる

今日は、今やってる新しい脚本に取り組む。

でも、まだ浅めのアイディアを広げているところ。
まだどっちの方向に行くかわからない。

今回は、
予算から映画の規模のリミットをクリアにする。
実現可能なロケーションで考える。
この先のアイディアがまだいろいろ点々としているので、
それぞれの方向での可能性を探っているところ。

Monday, May 24, 2010

母の花
















母の生けた花。

私は華道を習ったことはないけれど、母の流派の特徴とか母のセンスは、
生まれてこのかた見てるので、他の人のものとは区別がつくと思う。
そのセンスは、母のつくる料理や性格や美的感覚とすっかりリンクしている。

母はもう40年以上も華道をやっている、教わったり教えたりしながら。
40年でどのように作品は変わったのか、精神状態がどのように影響するのかなど、
ああ、見てみたかったなあ。

ということで、遅ばせながら、今からでも写真をできるだけ撮ることにした。
日記になるね。

Sunday, May 23, 2010

新しい脚本

今日は、新しい脚本のアイディアを出し合うブレインストーミングを友達とやった。

今回は今までと違い、
1 他の人と一緒に書く。
2 テーマからストーリーを積み上げるのではなく、とにかく観客を楽しませることを念頭に書く。

です。
どうなるか楽しみだ。

Saturday, May 22, 2010

おばあちゃんの誕生日

今日は、おばあちゃんの誕生日だった。94歳になった。

おばあちゃんは今は介護施設にいる。
バースデーカードとプレゼントのベストを持って訪ねた。
今日は眠かったようで、何を言っても素直なおばあちゃんだった。

隣に座ってた、まあるい目のかわいいおばあさんがニコニコして私を見ていた。
おっしゃってることは半分くらいしかわからないけど、
”お孫さんが着てくれはるなんて、涙が出るわ” を繰り返していた。

もうお一人、ずっとお経を唱えるようにしゃべっているおばあさんがその隣に。
ヘルパーさんも、大きな声で返事をしている。

でも、それ以外は静か。
そこには45人くらいのお年寄りが、確かにいたのに。

しゃべらない、おやつを前にしても反応しない、食べさせてもらいながら寝ちゃう。

でも、この45個の脳の中には、貴重な経験と知識が詰まってる。
人間は、もっと ”伝える” ことをしなきゃいけないんだろうなあ、と思った。

Friday, May 21, 2010

ベライゾンの解約

アメリカで使っているベライゾンの携帯電話を解約した。
何度もメールして電話してやっとやっと解約できた。
ああ疲れた。

6ヶ月前日本に戻る時に、回線は中止にしてもらって、でも電話番号はキープしてもらう、
という処理をした。
でも、この今月末でキープ期間を越えてしまうので、解約するしかなくその連絡をした。

なんだけど、まあ短く言うと、
”本人確認がとれないから解約はできません”、
と、合計4回言われ、それをクリアするためにやるよう指示されたことはどれもやったけどクリアには結びつかず、
最後に、もう1回だけ電話しようと思ってしたら、なぜかはすぐに解約手続きしてくれた。

私の方で変えたことは口調だ。とにかくあなたに助けてもらうしかないのー、助けてー、
と訴えた。
でも、これだけが理由であるはずがない。

久しぶりにアメリカ生活のイライラを思い出した。

Thursday, May 20, 2010

母の切った野菜

母の切った野菜はかわいい。

種類ごとに整ったサイズ、形。
新鮮さを伝える色をキープ。
全員でおとなくし鍋に入れられるのを待っている。
おいしく煮たって食べられたい様子。

あたしはファンタジーに溺れるタイプの人じゃないんだけど、
どうしてこんな風に見えるんだろう?

Wednesday, May 19, 2010

4ヶ月3週2日

2007年にカンヌのパルムドールをとったルーマニア映画、
4ヶ月3週2日(クリスチャン•ムンギウ監督)を観た。

カメラワークと演技がすばらしかった。

序盤、カメラはなかなか登場人物には寄り付かない。
でも、絶妙なカメラ位置と長まわしで確実に感情を伝える。
どこからカメラが寄リ始めたか、どこでカットがあったか、
何度も見直して確認せずにはいられない。

演技もすばらしい。
ここしかないというバランスの演技、押さえながら押さえすぎない演技。
ああ、ため息。

Tuesday, May 18, 2010

理科系へのあこがれ

理科系への憧れがあるように思う。

だから、数学科や建築家、理科系の先生のやさしめの本を手に取ることが多い。
秋山仁さんに始まり、広中平祐さん、森博嗣さん、建築家は一通り読んでる。
もちろんその専門書ではなく、その方々の”考え方”が見える本、
そこに興味がある模様。

ここのところ、寺田寅彦さんの本を読んでる。

芸術的制作は、作者の熱望するものを実現するだけでなく、
それを実行することだ、

というある学者の言葉を引用されている。

うーん、なるほど。

Monday, May 17, 2010

父の美的感覚
















病み上がりの父と夕食を作った。

小松菜を洗っていた父は、特に形の整った数枚を別にする。
鰆を焼いて盛りつけて、
そこに選りすぐりの小松菜を添える。
うわあ、なんて鮮やかなんだろう。

父の美的感覚に触れた。
受け継がれてるだろうか?あたしに。

Sunday, May 16, 2010

月と金星

















びっくり! 月と金星がこんなに近づいてた、今日。
しかも、金星がこんなに明るい!

誰か住んでたら、点滅して合図してぇ。

Saturday, May 15, 2010

仕事




映画自主制作以外の仕事もしないといけないな、
と考える日々。

Friday, May 14, 2010

SEEING トレイラー



最新映画 "SEEING" のトレイラーです。

昨日もお話したように、この映画は実験的なシーンが長いので、
トレイラーも難しかったです。
何とか実験的になりすぎず、かつ抽象的な感じを残して、
内容も伝えられたと思います。

これからは、
いつも通り、フィルムフェスティバルへ応募して、
1カ所でも多くで上映してもらえるようにしていきます。
でも、今回は難しいだろうな、実験的な映画だから。
でも、この映画に合う(この映画のような映画を受け入れてくれそうな)フェスティバルを探します。

Thursday, May 13, 2010

最新映画 SEEING















看病中も、少しずつ編集を進めた私の最新映画 "SEEING"。
完成しました。

こちらはフライヤー。
今回もいつも同様、友達のキノピーにお願いしました。

編集が大変な映画でした。
実験映画的なシーンが半分以上あるので、
一般受けは難しいかもしれません。
でもこういう作品を作ってみたかったので、
目標は達成です。

毎回違うタイプの映画で右往左往してるように見えるけど、
一見違うタイプだけど、表現方法は自分のものってのに近づいているように感じます。
だから、これでいいのだぁ。

映画が完成したので、
久しぶりにニューヨークの友人たちに連絡をとりました。
キャスト&クルーのみんなにも。
ニューヨークのにおいが久しぶりにしたな。

Wednesday, May 12, 2010

ブログ再開します!
















長い間、このブログをお休みしていましたが、
今日から再開します!

再開を記念して、レイアウトを変えてみました。
気分一新。

休んでいた間は家族の看病をしていました。
本格的に誰かの看病をするというのは初めてで、
家族の知らなかった部分を見たり、
知ってる部分を再認識したり、
自分にも予想できなかった感情が沸き起こったり、
その移り変わりも興味深かった。

映画づくりに重要なことをたくさん得ました。
はい、ネタしっかりメモってます。(笑)
というか、正直、つらい時期もあり、
これはすべて映画のために起こってることなんだ、
って思わないとやってられなかったってとこでしょうか。

太陽が毎日昇ることが本当に嬉しかったです。

Sunday, March 14, 2010

パソコンの音















パソコンを立ち上げる時に鳴る音って、
もちろん毎日同じはずだけど、
違って聞こえるのはどういうことですか!

とても懐のひろーい感じで、さあ、今から船出だ、
って音に聞こえる日もあるし、

あー、今日だるいなあー、動きたくないなー、
って音のときもある。

この立ち上げる時の音ってのは、
(私のパソコンはマック)
機械の起動する音と、立ち上げサウンドとして設定されている音の組合せによる、
ウィウィ、ドゥー
って音のことなんだけど。

どう考えても自分の調子を表しているとしか考えられないけど、
そうじゃない時もあるんだなあ。
さー、今日はここが完成するまでやるぞー!って張り切ってる時でも、
ダラ~っとした音に聞こえる時があって困っています。

うーん、
自分の中の2つ以上の感情がぶつかってる、か?

Saturday, March 13, 2010

夏時間の庭















オリヴィエ・アサイヤス監督の夏時間の庭を観た。
きれいだった、緑が。

ちょっとさみしい、かなしい、なつかしい、きびしい、やさしい気持ちが、
全部絶妙なバランスで表現されてる。
しかも、各シーンで表現されたそれらの心が、
全部最後のシーンで集合写真のように並んでる。
すごすぎる。

人生におけるひとつの出来事を通して、
人間の持つ多くの感情を表現されている。

ああ、
あたしはひとつの感情を表現するのにアップアップしてるのに。

Friday, March 12, 2010

日本の短篇



















日本の短篇(上)(井上靖編)を読み終えた。
有名作家たちばかりだったど、短篇はほとんど読んでなかった。

おもしろかったのは、
内田百閒 サラサーテの盤
永井荷風 勲章
川端康成 弓浦市
あたり。

他にも短編だけに、ワンシーンだけ、またはここのこの描写がすばらしい!ってもの多数。

怪談の国日本独特の
”首の後ろがスーーーーーーーッ”
っとする感じわかります?
あったたかったり、さむかったり、こそばかったり、
でもどれもがスーーーっとするもの。
そういうのを感じる作品がよかった。
自分の体の奥の端っこにある東洋のスーーーってのかなあ、
に届いた。

短編映画のために読んでるんだけど、
まだまだ読みまくろう。
構成、展開のスピード、参考になります。

Thursday, March 11, 2010

大安吉日















「今日は、天気いいしええ日やから、スニーカーおろそ。」
と言って先日買った新しいスニーカーを初めて履きました。

”ええ日”というのは、
うちの家では、大安吉日の意味。

いやあ、驚いた、自分がこんなフレーズ言ってるとは。
子供の頃、なんの根拠もない迷信とか慣習に従うのが好きな母にイライラしてたのに。

何かやろうとしてても、
「今日は仏滅やからやめとき。」
とか言われて大反発してたに。

あー、なんたること、なんたること!



Wednesday, March 10, 2010

きみどり色の気持ち















小学生の頃、
雨のしずくを指にのっけて、
”指輪”って言って喜んでたなあ。
(ちなみにこれ人間の指に見えないけど、私の左手中指です。)

な〜んてことを、
物干竿から落ちそうになってる雨のしずくを見てたら思い出した。

ここのところ実家にいるせいか、
あたしの脳の、ものすご〜く奥の奥の奥の方にある記憶が、
時々こうやって顔を出す。

なんとも言えない薄めの”きみどり色”の気持ちになります。
わかります?

Tuesday, March 9, 2010

グッバイ•ガール (ニール•サイモン)



















ニール•サイモン脚本 グッバイ•ガールを観た。1977年の作品。
ニール•サイモンは舞台の人、、と認識してたので、
映画は観てなかった。

いやー、幸せであったかい気持ちで見終わった。
トゲのないの正統派ラブコメを、
時代の古さは感じつつも、素直に楽しめる自分が得なヤツだと思う。

それにしても、脚本すばらしかった。
展開もセリフも構成も、とにかく楽しい楽しい速い速い。
身近に感じる小さな葛藤がいっぱいだし、
人間って結局こうなのよ〜、進歩してないのよ〜、、、
というお約束の心にグサグサくる部分も、
明るくアップテンポで描いていく。

そうそう、これをしっかり自分のものにしていた、
俳優がすごい。
どうりで、、、リチャード•ドレイファスがアカデミー賞とってる。

現代にこの作品は生まれないけど(正統、健全すぎて)、
ラブコメの秀作としてよく理解しておきたい作品でした。

Monday, March 8, 2010

アカデミー賞



















近所の保護樹木のクロマツ。枝振りが荒々しいから男松(おまつ)とも言うらしい。
男、女表現のもの、多いなあ。


今日はアメリカのアカデミー賞の日。
恒例のテレビ観戦を友達とした。
日本にいるときは、いつも決まって一緒に観る友達です。

今年は、彼女のご家族がいらっしゃらなかったので、
大型フラットテレビを占領。
座椅子付きこたつで、スナック、ピザ、フルーツ、ケーキと共に、
約5時間、テレビにかじりつきだった。

しかし、今年はショーとしては全くおもしろくなかった。
去年が良すぎたのか、アメリカでコメディアン路線で大当たり中のアレック•ボールドウィンに期待し過ぎたのか、、。
ホストのふたりはせっせとカメラ横に出されたセリフを読むだけだし、
出し物的なものがほとんどなかった。
去年はオープニングステージで泣きそうになったのに。残念。

でもでも、
いいスピーチはあったし、好きな俳優を見ることができたし、
そうだ、バーブラ•ストライサンドを見ることができたのはよかった。
健在でうれしかった。

キャスリン•ビグローが女性で初めての監督賞受賞だった。
うーん、女性が初めてって知らなかった。
今まで4人しかノミネートもされてないってことも。
この手の話には疎いわたし。

ということで、
今年はノミネート作品をほとんど観てなかったってこともあるけど、
全体的にあまり盛り上がれず。
でも、やっぱり受賞した人たちの、夢を追いかける人々への励ましスピーチを嬉しく聞いた。
あいかわらず、夢見がちで、幸せなヒトです、あたし。

Sunday, March 7, 2010

アイディア製造



















どこに?


編集、最後のアガキをしています。

もう普通にやっててもこれ以上良くならないから、
何かすごくいいアイディアが出て来ないといけない。

日に1個、2個、ときどき3個、いいことを思いつく。
思いつかない日もある。
その日は、ヨッシャー!って思うけど、
翌日には大したことなかったとわかることも多い。

できるだけいいアイディアが思いつくように環境づくりをしている。
朝起きたら、できるだけ何もしないうちに映像に向かう。
活字を読まない、テレビを観ない、家族ともしゃべらない、メールもチェックしない、食べ過ぎない。
要するに頭を他のことに使わないで映像に入り込んで、
できるだけ長くそこに入っとくよう努力している。
わたしにはそれがいいみたい。

ロバート•ロドリゲスも朝が一番いいと言ってた。
でも彼の場合はもっと徹底していて、
トイレもダメ、コーヒーもダメ、ベッドから出るのもダメ。
目が覚めたと同時に、あふれるアイディアを書き留めるらしい。

あふれるアイディアが毎朝あったらいいけどね。
でもそこがプロとアマの違いだ。
いつでも、必要なアイディアを生み出せるかどうか。

Saturday, March 6, 2010

最終調整中



















ここに毎日は書いてはいないけど、
そりゃあもう、ものすごく編集やってます。

信頼できる友人数人に現状のカットを見てもらって、
意見をもらっています。
今は、それを考慮して最終調整中。

うん、もうすぐ終ります。

犬のフンシリーズは、
、、、もうちょっと続けるかな。

Friday, March 5, 2010

開花桜発見





























いや〜。こんなに近所にあるとは。
こういう発見をした日はいい日になります。

Thursday, March 4, 2010

トウキョウソナタ



















トウキョウソナタ、DVDで観ました。
2008年作品、監督は黒沢清さん。
アメリカでも、ちらちら上映されていたので、
気になってみてみた。

よかったです。
人間の弱さ、強さ、もろさ、柔軟さ、オトナ、コドモ、
日本とアメリカ、今という時代、今の社会、
すべてがきれいに盛り込まれたよくできた脚本を、
黒沢さん独特の世界に仕上げてあった。

特に楽しんだのは、人間の動き。
(階段からの落ち方、寝転び方、殴り方、殴られ方、倒れ方など)

今日はなんだか、細かい演出も、伏線のはり方も、
よく見えて気持ちよかった。

よい映画であることと私の好みは別物ですが、
見終わった後に、もう少し”遊びシーン”があるとよかったなあと思った。
私の場合、その”遊び心”を学ぶために、アメリカで作ってるんだなあ。

Wednesday, March 3, 2010

桃の節句



















今日は桃。

10年以上前に、”おんなの子の心を忘れないように”
と友人からもらったおひなさま。
わたしが日本にいなくても、家族が毎年飾っています。

桃の節句には、ちらし寿司を食べます。
食べました。
忘れないように書いておこう。

考えてみると、こういう年中行事は日本にたくさんある。
うちの家では、かなり実施している方だ。
こういうのをもれなくやっていると、
イベントだらけで結構忙しいものだ。
(楽しいものだ。)

こういうものの効果は心の清浄化だ。
いつでも祝える健康な心でいたいと思う、な。
日本の文化はよくできてる。

Tuesday, March 2, 2010

自然に敏感















うちの梅満開。

キャサリン•サンソム著 ”東京に暮す” を読んでいる。

彼女は(日本に赴任したイギリス外交官の妻)、

”日本人は、天候に敏感で、それが美を感じる心と密接に密接に結びついている。
この点で日本人に勝る国民はいないでしょう。”
”日本人は、成長しては滅びるころを繰り返して永遠に再生し続ける自然界の一員であり、
そしてまたこの循環のあらゆる過程を美しいものとして味わうことができる優れた感受性を持っている人たちなのです。”
と明言している。

すご〜い!

アメリカに住んでいると、
四季のある日本に生まれて幸せだなあ、
と思うことはたびたびあるけれど、
日本人が一番敏感、なんて考えなかった。

でも、ここまではっきり言われると、
嬉しいやら自身を持つやら。
単純。

同書の中で、彼女は、日本人を、
雪を見ても、寒〜、じゃなくて、きれい!
しおれた花を見て、あー捨てよー、じゃなくて、立ち止まって見る、
のが、日本人だと例をあげている。

そういえば、わたしは映画の中で、あるシーンや気持ちを象徴するために、
花や木や空や川(水)を使う、あるいは使いたい、ことが多い。
花が莟、咲く、散る、落ちる、花を切る、折る、捨てる、
空が青い、赤い、夏の雲、嵐の前(雨の撮影は難しいからしてない)、
木が青々、寒々、黄色、、、など。

まあ、わたしってことじゃなくて、
偉大なる大地に自然に語ってもらうのは、
映画の基本だよなあ。

日本にいる間に敏感さに磨きをかけよう。

Monday, March 1, 2010

ゴリラとゴジラ



















3月になりました。

数日前に、このブログに3枚続き写真を載せた”ゴリラ”
をくれた友達にお礼のメールをしたのですが、
そのときに、うっかり、
"Thanks for the pooping Godzilla."
と、ゴジラとゴリラを間違えて書いてしまった!

すると大至急、全然ちがう!!!(笑)と抗議のメールが来て、
ご丁寧にも、映画 ”キングコング対ゴジラ” の写真を貼付してくれていた。


















































はい、全然違います。
というか、それより、
これ、、なぜかすごいドキドキワクワクする。

今まで怪獣映画に全く興味を持ったことなかったのに、
なぜだろう?
ここ数年の間に、映画の好みが変わったとは思えない。
制作者として見るからだろうか?
(制作大変だっただろうなあ、、という同情&感動?)
なんだかわからないけど、
とにかく、このゴジラにもキングコングにも、心を感じる。
何のために戦ってるかも知らないけど、
とっても笑えて泣けそう。

大至急借りてみなければ。
アメリカ版も手に入るといいけどな。
ちなみにこちら、1962年の作品、観客動員数1255万人。
日本映画の絶頂期ですね。

ちなみに、抗議のメールの中には、
もし "pooping Godzilla" が日本にいるなら、絶対に送ってくれと書いてあった。

もしあったとしても、
そんな情けないゴジラを、アメリカ人に送るわけにはいかんぞ!

Sunday, February 28, 2010

マーフィーの法則



















映画用の音楽がそろった!

そのうちの1曲が、
あまりにもシーンにマッチしたので、
その影響で、ワンシーンカッとしてしまった。
このシーンは、少し、うーんどうしよう、、、と思ってたシーン。

毎回も例にもれず、
脚本の段階で、ほんの少しでも、
うーん、長いかなあ、、
うーん、わかるかな、、
うーん、どうかなあ、、
と思ったところは、すべて完璧に、
編集段階で引っかかってきている。

ああ、マーフィー、
あなたはいつもわたしを困らせるけど、
あなたを見つけられなくなったら、
もっと困る。

Saturday, February 27, 2010

食と脳のメカニズム















Gateaux de Voyage のマシュマロいただきました。
うー、かわいい。

おいしいものを食べると、
いいアイディアが浮かぶ。

でもいつもじゃないんだなあ、これが。
以前に、ものすごくおいしいサラダを食べたときに、
起こった現象です。

いつもそうだといいのになあ、
と思う反面、いつもだと、それはもう嬉しい現象ではなくなる。

この脳のメカニズムを調査するために、
食の脳の関係についての本を読んでいます。

Friday, February 26, 2010

ハンス•フィッシャーの世界展



















今日は、伊丹市立美術館で、ハンス•フィッシャーの世界展を観た。
長ぐつをはいたねこ、こねこのぴっち、ブレーメンのおんがくたいなどの絵本作家、
だけではなく、その他もいろいろな絵を描くことをした人。

この展覧会は、原画がとても多くて楽しんだ。
作家が、絵と話を組み立てていく過程(作品自体の過程と作家の精神的な過程)
を見せていて、
かわいい絵に囲まれる心地よさだけでなく、
ものづくりをする人としての、
細部へのこだわりとか、葛藤も見ることができた。

そう、
”ものづくりをする人として” って書いたってことは、
自分と重ねてるってこと。
これはわたしの得意技だなあ。
すぐ自分を重ねることができるおめでたい人です。

Thursday, February 25, 2010

近所散策



















近所散策しました。
育ったこの街を、ゆっくり歩くというのも久しぶり。

しかし、そう。
被災地なので、すべて新しく立て直されていて、
昔のおもかげってのは、あんまりないのです。

それでも、
どの道を歩いても、そこに誰の家があったか、
ものすごく覚えていた。

そして、その子との思い出がザザーッと思い出されました。
ああそして、それらは見事に、

恥ずかしかったこと、
ミジメだったこと(ん?ミジメって言葉は今あるんだろうか?)、
つらかったこと、
誰かを傷つけてしまったこと、
誰にも言わなかった秘密ごと、
でした。

こういうことだけしっかり覚えて、冥土に行くのね、人って。

Wednesday, February 24, 2010

今日も春



















今日も春だった。
焦る。
(天気がいいと外に出ていないと損した気分になるから)

映画の音楽をつくってくれてるミュージシャンから3曲届いた。
思ってたとおりの曲とそうじゃない曲がある。
よ〜く吟味したいと思う。

Tuesday, February 23, 2010

春来たり



















えらいこっちゃ、春が来た!
と、思わず叫んでしまった今日。
冬眠終了しなければと焦る私。

でも、こんな時にカメラが壊れた。
保証書ももうひとつのカメラもアメリカだ。
とりあえず、携帯のカメラでブログをしのぐ。

Monday, February 22, 2010

アメリカから











































アメリカから、


映画 "PARK" が、
LAの映画祭で上映してもらえるという連絡があった。
ニューヨークの映画だからなあ、どうかなあ、、、と思ったけど、
引っかかったみたい。
よかった。


友達から誕生日プレゼントが送られて来た。
その中に、上のゴジラが、、。
サル好きだけど、POOPは、、、
POOPは、世界共通の笑いネタとして崇めております。

Sunday, February 21, 2010

”赤い風船”、”白い馬”



















¥50,000なんや。

今日は映画のチラシの打ち合わせのために、阪神競馬場へ。
チラシのデザイナーさん一家が、わたしの家方向に遊びに来てくれたのです。

いや〜、久しぶりの競馬場。(昔よく通ってた。)
ちょっとウキウキしましたぁ。
来週から阪神始まるみたいなんで、行ってみようかな。

アルベール•モラリスの”赤い風船”と”白い馬”、
観ました。
初めてみたのです、、名作なのに。
すごい映画。
なんてシンプル。
それぞれ、風船と馬。
これらをとことん、徹底的に撮ってる。
そしたら、それらの心が画面に現れました。
って感じ。

ショートフィルムの大事な部分を見せつけられた感じ。

Saturday, February 20, 2010

POPEYE 物語















母の生ける花、桃とガーベラ。

”POPEYE 物語” を読んだ。
雑誌 POPEYE の誕生から終わりまでの制作裏話。
いやー、笑った。

そこで行われてることが、むちゃくちゃだし、
その描写、特に著者が使う形容詞と副詞が楽しい。

新しい文体
独断と偏見
東海林さだお
永井荷風 断腸亭日乗
ワルこそスーパースター
文章、写真、絵

メモった、メモった。

それから、それから、
”適材適所、みんなでがんばる” 
これがええねん。

、、、それもあって映画制作やってるんだけど、
ひとり頑張るってときも多いなあ、、、まだ。

Friday, February 19, 2010

トイ・ストーリー3















友達がくれたドイツのおみやげチョコ。
今日までの命です。

トイ・ストーリー3の広告が新聞に出ていた。
声優募集するみたい。

っていうか、
トイ・ストーリー3だあああ!!!
楽しみ。

なんでこんなにオトナも魅了するのでしょう、、?
まあ。あたしがオトナだったらの話だけど、、。

足にシモヤケみたいなのができてる。
違うかも、でもそれ以外にちょっと考えられない感じのもの。
小学校の時友達がなってて、一度なってみたいと思ってたけど、、、
いまどき、聞かないなあ。

森博嗣さんの小説の書き方
何も決めずに書き始める。
まず、タイトル。
自由にアイディアの出るまま進める。
これが一番自分を出せて独創的なものになる書き方、
とのこと。

脚本、そうやってみよっかなあ。

Thursday, February 18, 2010

つみきのいえ

”つみきのいえ”、DVDで観ました。
ほんわか、しますねぇ。

質感&色がいいですねぇ。
特に、おじいちゃんのズボンがいつもブワブワしてるのがよかった。

それと、
家が水で埋もれれてく、というアイディア。

そこを丁寧に積み上げられてますねぇ。
短編だから、そういう風に勝負できますねぇ。

Wednesday, February 17, 2010

被災者による被災者の写真















ちっちゃいポスト

今日は、芦屋市立美術館へ、
阪神淡路大震災の写真を見に行った。

ここの写真は、
被災者が撮った被災地&被災者の写真だったので、
ちょっと見ておきたかったから。

父と母も一緒に行ったんだけど、
私たちは、とても明るく、
”わーここ知ってる”とか、”そうそう思い出すなあ”とか、
”わーこれおもしろいことなってるなあ”、とか言いながら見てた。
こんなノリで見られるのは、私たちも被災者だからだ。

一番見たかった写真、
被災者が笑顔でカメラに向かう写真も見た。
”こんなにボロボロやけど、なんとかやってるでー”、
としゃべりかけてくる。
カメラ相手に、とりあえず笑顔つくるしかなかったことがよくわかる。
シャッターを押すのが、知らない市の職員だったら、
こんな笑顔絶対できないけど。

悲劇の中の笑顔ってホント強い。
コメディの中の悲劇と一緒。

Tuesday, February 16, 2010

植田正治写真集

急に、植田正治の写真集を見たくなって本棚へ。
(わたしの部屋じゃない本棚に入れてあるから)
あった。

すっごく久しぶりに見たんだけど、
ふーーーー、感嘆のため息。
しばしボーーーーーーッとながめる。

いろいろすごいけど、
わたしがまず好きなのは、
レイアウト

被写体との距離。

いくつもストーリーが頭に浮かぶ。

Sunday, February 14, 2010

トレーラー3本

映画のトレーラー、
3本ほどささっと作ってみた。

ちょっと、頭も目もこの映画から休憩させたいな。

映画をミュージシャンへ

あーーーーーー、
やっと、映画を曲をつけてくれるミュージシャンに渡した。

まだ編集は完成してないけど、
とにかく、ミュージシャンに、曲をつくってもらうために問題のないところまではできた。

ということで、その後久しぶりにのんびりした。

Saturday, February 13, 2010

でこぼこフレンズ

昨日、友達んちで、”お母さんといっしょ”の1コーナー、
”でこぼこフレンズ” のDVDを観たんだけど、
とても興味深かったので、今日ユーチューブでチェック。

なぜ興味深かったかというと、
1 画がシンプルで、わたしがつくるレベルからの進化型から目指せるから。
2 内容もシンプル、でもアイディアいっぱいで楽しかったから。
3 オトナも楽しめるから。

アニメーションを習って、とてもあたしにはできない、
と思いつつも、やっぱりアニメーション好きな部分があって、
アニメーションで表現したいこともあるからなああああ。
あーあ、得意だったらいいのに。

Friday, February 12, 2010

子供と老人

今日は、1歳と6歳の子がいる友達んちへ遊びに行った。
二人の子たちと遊んでもらって、
お母さんとおしゃべりして、
たこ焼きいっぱい食べた。

赤ちゃんと一緒に遊ぶたびに思うこと。
赤ちゃんとうちのおばあちゃんって、一緒だ。

わたしたやったげることが同じだ。
靴を脱がそうとしゃがむと、足が上にあがってくる。
そう、まるで、”はい、靴ぬがして〜” って言ってるよう。
ヘンなタイミングで目が合う、、、はいはいトレイね。

このふたつを同時に経験するって、
ちょっとおもしろい。

Thursday, February 11, 2010

背中が痛い

ああーー、
とうとう背中も痛くなってきた。
寝っころがると痺れてる感じがする。
ホントに痺れてるのかな?

Wednesday, February 10, 2010

インターネットが部屋にない

うちの家では、ケーブルでネット接続してるけど、
あたしの部屋にはない。

これが結構不便だけどよかったりもしてる。

不便なのは、
ネットに行きたいときにすぐ行けないこと。
だから、ネットで調べたいこととかをメモっておいて、
接続できる部屋へ行ったときにまとめて調べる。

いいことは、
すぐ答えが得られないから、ムダなこと忘れるし、
答えを考えるってこともするようになる。
想像力を働かせるうちに、
あーそういうことでいいか、調べなくても、
って思うときがある。

これって大事かも。

Tuesday, February 9, 2010

図書館

今は収入がないので、
できるだけ本は買わずに図書館もフル活用している。

今回帰国して調べてみると、
西宮市の図書館は数年前よりかなり便利になっていた。
ネットで予約、取り寄せができるし、
どこの図書館へ返却もしてもいいとか。
しかも、自宅の近くに小さい版だけど図書館ができている。

アメリカでもフル活用してたので、
これは嬉しい。

Monday, February 8, 2010

ビデオレンタル

宅配ビデオを始めた。

観たい映画がたまりにたまってきたし、
こんなところで節約してる場合じゃないって
我に帰ったから。

しかし、アメリカより高いです。
日本だと月8本で1900円前後。
アメリカだと、2本/回で月13ドルくらい。
あたしは、充実した図書館で無料で借りてたけどさ。

Sunday, February 7, 2010

ビールゼリー

アメリカ人の友達から連絡あり。
ビールゼリーを送って〜、
だって。

そんなのは食べたことなかったけど、
調べたら、エビスビールが出してた。
おいしそう。

しかし、どこで売ってるんだろう。
さくっとグーグルしてみたけど、わからない、、、。

日本人の知らない日本のこと、
結構アメリカ人が知ってる。

Saturday, February 6, 2010

毎日編集

しかし、、
自分でもあきれるけど、
よく毎日編集してると思う。
一日中小さいパソコンにかぶりつき。
気分転換適度に何かする以外、他のことは一切してない。

終るまで他のことに手を付けたくない。
いろいろ、いろいろ試してるけど、納得できるものに到達していない。

だからって、
こんなに他のことをしなくても気が狂わないってすごいと思う。
感心。

Friday, February 5, 2010

子供とあそぶ

今日は、友達んちを尋ねて、お子とも遊んだ。
久しぶりに子供を見て脳をほぐした。

Thursday, February 4, 2010

朝青龍と小沢一郎

朝青龍が引退した。

相撲のことも朝青龍のこともよく知らないし、
新聞読んでるだけの知識だから、
個人的に発表できる意見があるわけじゃないけど、
なんかヘンだなあ。
相撲協会も朝青龍本人もメディアも、なんか動きが極端だ。
一足飛びに高く、または遠く、または下に、飛んで行く。
それを潔くって思えない。

でも1件片付いたってことで、
後は小沢一郎だけだなあ、、なーんて思ってしまった。

Wednesday, February 3, 2010

モーガン•クリークの奇跡

パソコンが帰って来て嬉しくて嬉しくて、
もう編集に集中です。
もう少し。

プレストン•スタージェス監督の1944年の作品、
”モーガン•クリークの奇跡”を観る。
これ、見逃してたから。

冒頭は、なんだかストーリーがありきたりかも、、
んーー、、、
と思ってたんだけど、
最初の事件発生直後から、
主役二人のつくりだす世界がもうこれすごいのなんのって。
二人の歩きながらの会話、、
普通なら、映画観てて、ちょっとイス座り直すってタイミングだけど、
イスから落ちるかと思った!
面白すぎる。
しかも、セリフ自体もおもしろいんだけど、
それより大事なのは、この二人のリズムでつくる
キンチョーーーー感。
オロオロ、ドキドキ、オロオロ、ドキドキ、
ずっとこれでした。

ああおもしろかった。

そうそう、書いとかないと。
節分につき、
巻き寿司を丸かぶりして、いわしも食べました。

いわしをきれいに食べて、ひいらぎに差して欲しいくらい。
わたしが、魚をきれいに食べられるのは、
小さい時から、おばあちゃんに教えてもらったから。
でも今そのおばあちゃんは、あんまりきれいには食べられなくなってきています。

Tuesday, February 2, 2010

ヤキモキ

パソコン戻ってきました!

結局、ロジックボードの交換だけで、
すべてのデータもソフトもちゃんと動きます。
映画のデータもちゃんとつながった。

よかったー。
もう本当に嬉しい。
元通りに作業にもどれるー。

編集中は、いつもなんかこんな感じのことが発生して、
ヤキモキさせられる。

Monday, February 1, 2010

いなりの日

今日は、”初午”なのでいなり寿司の日。
母と作って家族で食べた。

実家を離れると、すっかりそういう行事もしないできたけど、
いい機会なので、忘れないようにブログに書いておこう。

しかし、貴乃花が相撲協会の理事に当選したのには、びっくり。
貴乃花、緊張感のあるいい顔してました。
かっこいいなあ、生き方が。

Sunday, January 31, 2010

生きるべきか死ぬべきか

エルンスト・ルビッチ監督の1942年の作品、
”生きるべきか死ぬべきか”
を久しぶりに観た。

15年ぶりくらい。
でも、まだすばらしい。大笑いの連続!
いつまで、楽しめるんだろう。

同じシーンが積み重ねてあることを含めた構造がおもしろいし、
演技が、ギリギリやり過ぎじゃないところがにくいし、
ドキドキ、バタバタ、ワクワクがすべて入ってる!

古い映画で、基本的にはいい映画なんだけど、
笑いやセリフのセンスが古くなって、
先が読めちゃうものって多いけど、
これは、先が読めない。
ああため息。

Saturday, January 30, 2010

冬が長い

ああ、冬が長い。
12月頭に日本に戻って来たので、
冬をまるまる経験している。

いいお天気なのに、、、
寒い。

もうすぐ立春。

Friday, January 29, 2010

パソコンの修理待ち状態なので、
他に心にひびくものを求めています。

これは、脚本を書く前に状態。

ノートにあるネタたちが、共存できる箱をさがしている、
って感じ。

で、本屋に行ったり、図書館に行ったり、
おしゃべりしたりしています。

わたしの部屋には、山積みになった、まだ読んでない本があります。
以前、仕事で忙しかったときに、よく買ってた本が、山に。
忙しい合間に、本屋に立ち寄り、
タイトルだけばーーーと見て、
気になったものをささっと買っていた。
だから、家に帰ってきてよく見たら、
同じ本が3冊あった、、なんてザラだった。

ということ、今日はその山の一角、外国小説の山に手をつけました。

そんな日々です。

Thursday, January 28, 2010

ピタッと

以前よく読んでいた、中野翠さんの本を、
久しぶりに引っ張り出して読んでみた、3冊ほど。

いや~、爆笑の連続だった。
ここまで正確に心を表現されると、
ホント気持ちいい。

中野さんの映画批評も大好きで、
よく読んでいた。

とにかく、
”なんだかわからないけど、でも、これこれ、、、”
ってところの表現力がすばらしいです。
自分でもわからないくせに、
それも含めてちゃんと表現される。
それが、わたしの心ともピタッとはまるので、
もう心地いいのなんのって。

わたしも、自分の映画をピタッと
やりたいものです。

Wednesday, January 27, 2010

今の観客

ニューヨークの友達から、
いわしせんべい を送ってくれって連絡があった。
魚がまるまるせんべいになって、
人がそれをポリポリ食べるのは、
アメリカ人にとっては新鮮なようです。
おもしろい。

ミュージシャンの友達とお食事。
ショッピングセンターの派手なイルミネーションの下で、
消せ―、3人しか歩いてへんやんか、
その分、アーティストにお金をまわせー、
なーーんて騒ぎながら歩いてた。

でも、この前テレビで、劇団四季の浅利慶太さんは、
現代の芸術は、現代の客に勝負しないとダメだって言ってた。
古典は国の助成金も必要かもしれないけどって。
私もそう思います。

今日テレビで、さだまさしさんも言ってた。
売れるかどうか考えながら曲を書くってことは、
今売れてる曲を参考にするってことで、
それは、すでに時代遅れってこと。
今の自分で今の客に勝負しろって。

ふんふん。

Tuesday, January 26, 2010

コツコツ楽しさ

今日は、友達たちとランチーお茶。

ほとんどの友達は子持ち。
年寄り家族で生活している私には、
へえ~という話をいっぱい聞いた。

老人社会も、子供社会も、それを支える中年社会も、
大変だなあ、
この国も、あの国も。

だから、日々のコツコツした小さいな楽しさは、
本当に大事だな、
なんて思った日だった。

Monday, January 25, 2010

パソコン、ドッグへ

パソコン、ドッグに行きました。

グラフィックカードが壊れていて、ボードから変えないといけない様子。
もしかしたら、ハードディスクも、、、。

とにかく、3年保証のアップルケアに入ってたので、
どこまでもそれでカバーはされるので、
ちょっと、ほっ。

後は、パソコン戻ってきてからです。
あー、ドキドキする。

ということで、編集を1週間お休みだ。

Sunday, January 24, 2010

パソコンが壊れた

パソコンが壊れた!

編集中にとまってしまってどうにもならなくて、

いろいろしたけど、ダメみたい。



あーー、編集してるファイルがどうなってるかも心配だし、

お金がいくらかかるかも心配。

なにせ、ニューヨークー日本移動をしてるので、

あっちに置いてきてしまってるものとかあったりしてる、、。



久しぶりに、ドキドキしてます。

Saturday, January 23, 2010

次の映画は日本で

今日は,友達のピアノコンサートを聴きに、

兵庫県立美術館に行った。

彼女の曲を聞くのは久しぶりだったんだけど、

使う音が変わってきてた。曲も強くなっていた。

変わっている、、当然だけど。

いいことだ。



ところで、

あいかわらず、私の目はプロデューサー目だった。

客層とか、曲数とか、曲リストについてとか、

トークについてとか、

まあいろいろ思ったこといっぱい。



その客観視できる部分を、

そのまま自分のつくる映画に向けて、

いろいろ考えてみた。



今の編集が終わったら、

次の映画は日本でつくりたいと思ってるから。

Friday, January 22, 2010

自分の立っているところを深く掘れ

編集やってる。もう一息。



新聞に載ってたんだけど、

ニーチェの言葉



自分の立っているところを深く掘れ



だって。

Thursday, January 21, 2010

ニューヨークタイムス

この前、ニューヨークタイムスのニュース速報がいいって書いたとたん、
そのニューヨークタイムスのホームページが
来年から一部有料化されると発表があった。

以前もそんな時期があったから、
まあ、まだどうなるかわからないけど。

おもしろくなってきた。

それより、コーナン(Conan O'Brien)がNBSから去ることになった!
動きがハデだなあ、あの国では。
興味津々。

Wednesday, January 20, 2010

ニュースの憂い

日々のニュースに飽きてきた。

ここのところ、しっかりニュースを読んだり聞いたりしてたから、
わたしが日本にいなかった間に、
どんな流れがあったかわかってきた。

そろそろ自分に必要なものだけ選択するようにしまーす。

それにしても、
どこで何を読んでも見ても、ニュースに差がない。
同じニュースは同じ内容だ。
媒体ごとの思いはほとんど伝わって来ない。

朝日新聞は、地方のニュースなんかは、
地方紙と提携してそこから買う形をさらに増やすそうだ。
経営状態を助けるためだけど。

もっと、媒体ごとの色を出してもらわないと、
いろいろ見る必要が本当になくなって、
ネットで事実を拾うだけでよくなってしまう。

おもしろいもの、出て来ないかなあ。

Tuesday, January 19, 2010

クリエイティブ頭

オーディオ編集してます、順調に。
毎日最低7時間くらいはやってる。

シーンによっては、”音”でストーリーを引っ張るので、
(映像ではなくて)
音を積み重ねるたびに、リズムが変わって、
やり直しの連続です。

やり直しというのは、映像も作り直すってこと。
作り直すっていうのは、細かく入れてるイフェクトをずらしていったり、
効果の内容を変えたり。

”クリエイティブ頭”が、だいぶ持続できるようになってきた。

Monday, January 18, 2010

ハイチファンドとニューヨークタイムスと松井選手

ニューヨークタイムスのニュースメールの登録をしてるので、
クリントンとブッシュ両元大統領の名前のハイチファンドができたことを、
先週の土曜日の朝には知っていた。

アメリカの素早いこういうわかりやすい対応に共感して、
今すぐ募金をしたくなった。

けど、やっぱり日本の機関を通して募金したいのでしてない。

しかし、
このメール、
メールマガジンって言っていいのかわからないけど、
重大なニュースが発生したときいつでもやってくる。
おかげでアメリカにいるように、アメリカのニュースを知る。

ちなみに日本の新聞をさくっと調べてみたけど、
同じようなのは見当たらなかった。
日経がメールマガジンをしてるけど、1日3回、その時間のニュースって感じ。
新聞業界は世界的にえらいことになってるけど、
ネットへの取り組みには、日本はまだ様子見って感じなのかな。

そうそう、松井選手のエンジェルズへの入団ニュースもこのメールで知った。
ヤンキースからの移籍だったからだけど、
でも、すごいなーって思った。

ハイチファンドとNYタイムスと松井選手の全部がいいってことです。

Sunday, January 17, 2010

伝える

今日は1月17日。
阪神大震災があった日です。

過ぎて3年目くらいからは、
経験したことを忘れそうで怖かった。

だから、当時書いた日記はとても大事だったんだけど、
数年前、読んだら全部覚えてた。
で、日記を捨てた。

思い出そうとしないけど、
思い出そうとすると、鮮明に覚えている、みたい。

何かいい伝え方ないかなあ。

Saturday, January 16, 2010

Friday, January 15, 2010

小正月

今日は、1月15日、小正月。

慣習を重んじるうちの家では、
”あずき粥”を食べて、
近所の神社の”どんと”へ、お飾りを燃やしてもらいに行った。

普段日本にいないと、
こういうことも新鮮だ。

Thursday, January 14, 2010

いい案うかばない

あー今日は、編集はかどらなかった。
なんか、落ち着きを保てず、
いい案が浮かばなかった、、、。

Wednesday, January 13, 2010

阪神大震災 経験者

ハイチでマグニチュード7の大地震が起こった。

今日になって映像が入って来ているけど、
阪神大震災の震動と似てたのかも、、
と思ってたら、専門家の人もニュースでそう言っている。

阪神大震災経験者の私には、
かなりつらい映像だ。
ものすごく鮮明にいろんなことが蘇る。

あれから15年経つし、
多くの人が様々な形でメッセージを送って来たけど、
まだ、私からも、人に伝えられることがあるのかもしれないなあ、
なんて思った。

それとも、
地震発生した1月17日を前に、
それ関連のニュースを、よく目にするからってだけなんだろうか。

Tuesday, January 12, 2010

体が慣れる

今日は新発見をした。

私の部屋ではオーディオ編集が難しい。
なぜかというと、家の前を走っている電話がうるさいから。
もちろんヘッドフォンはしてるけど。

この家で育った私は、
いつでもこの電車の音を無視することができる。
何でも集中できるし、寝ていられる。

でも、ヘッドフォンの音にどんなに集中しても、
聞こえなくなったらできない。

テレビや音楽を聴く時は、気にならなかったのになあ。
これも慣れたら、なんか体がいい方法を編み出すのかなあ。

Monday, January 11, 2010

生きる必死さ

うちの近所のカラスの低空飛行に驚く。
人間と同じ高さにやってくる。
ニューヨークのカラスより低いなあ。

そういえば、
玄関に飾ってたお正月のお飾りについてるお米を、
スズメが食べて来てた。

必死さが増してる。

Sunday, January 10, 2010

めぐる思い出

今日は、祖母がショートステイしてる介護施設を訪ねた。

たくさんのおじいちゃん、おばあちゃん。
後ろから見てると、
どの白髪が自分の祖母かわからなかった。

みんないわば同世代同士だけど、
おしゃべりはあんまりしない。
そのパワーはもうない。
でも生きてる。

それぞれの人の、
頭の中のぞきたくなった。
どんな思い出がめぐってるんだろう。

Saturday, January 9, 2010

ニューヨークと違うこと

毎日、映画の編集でパソコンに向かう。
ネットで情報収集する。
メールでやりとりする。

ニューヨークにいるのと違うことは、
部屋から一歩出ると家族がいること。
介護が必要な祖母と、手術を終えたばかりの父と、
その世話をする母。

それが映画にどう影響するやら。

Friday, January 8, 2010

ピクチャー編集終了

Live With It のピクチャー編集が終って、
オーディオ編集に取りかかりました。

9月のラフカットからかなり変わって来てる。

そして、
久しぶりのオーディオ編集はなんだかとても楽しい。

ペースを落とさず進めるぞー。

Thursday, January 7, 2010

七草がゆ

今日は1月7日。
七草がゆを食べました。

日本ですーーー。

Wednesday, January 6, 2010

梅が咲いた















部屋の梅が咲きました。
つぼみはピンクだったけど、花は白だった。
とても小さな梅で、なんともかわいい。

これもちょっとした日本体験だ。

Tuesday, January 5, 2010

原料注入中

日本に帰って来て以来、本、新聞、雑誌を読みまくっている。
現在、原料注入中。

ときどき、このように、狂ったように自分の中にネタを取り込む時間を持つ。
そして、それが満タンになると、あふれてきて、
それらの原料で製品制作しないといけなくなる。

これの繰り返し。

Monday, January 4, 2010

初詣

今日は、近所の神社に初詣に行った。
あれもこれもお願いして来ました。

Sunday, January 3, 2010

のんびりするのも

1月3日。
少しのんびりするのも今日までだなあ。
あしたからは、自分にプレッシャーかけていきます。

今日は、なつかしかったので、”平成教育委員会”を観た。
母にパソコンを教えた。
本棚を整理して、父と弟に本をあげた。

Saturday, January 2, 2010

事始め

今日は1月2日なので、
”事始め”しました。

映画の編集をちょこっとしました。
それから、なぜかタンスの中の整理もしました。

それから、箱根駅伝とサッカー天皇賞も観ました。

よい年になりますように。

Friday, January 1, 2010

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

おせちとお雑煮をいただきました。
初詣はまたそのうちに。

今年の目標は、
決めたことを必ずやる。

そして”やることリスト”をつくりました。

今年もよろしくお願いします。