日本人映画監督のニューヨークサバイバル日記 How to survive New York life as a Japanese filmmaker
Saturday, January 31, 2009
Men in Black のロケーション
今日は、クイーンズにある、Flushing Meadows Corona Park に行った。
ここには、このたび取り壊されるニューヨークメッツの本拠地シェアスタジアムや、
US OPEN のコート、美術館などがある。
特に有名なのが、New York Hall of Science と呼ばれている科学博物館で、
その建物のまわりはいろんなモミュメンとがあり、
その中のひとつが、この写真の”円盤”である。
映画 "Men in Black" で、UFOが離発着する場所として使われたロケーション。
えーこんなもんか、って思った。
それほど大きくもなかったし、光り輝いてもいなかったし、
古いモニュメントって感じ。
もちろんかなりCGでいじられているので、
オリジナルの面影が少ないのはわかるけど、
でも、映画ってホント見せ方次第だな、とつくづく。
そして、ここで撮影が行われたって思うと、
感動アリ。
ライブ撮影
昨日は、友達のバンドのライブを見に行った。
もう解散しちゃったバンドだけど、時々復活ライブをしている。
ほとんどのミュージシャンのように、
彼らも、音楽が好きで始めて、そのうちそれで食べていきたいと思うようになって、
ビジネスが絡む。
でもいろいろあって解散して、
今はビジネスが絡まず、ただライブを楽しんでいる。
やりたいことをやった後の、
運動会の後のお風呂とか、そんな感じ。
でもまだ、
メンバーの半分はお風呂にどっぷりつかって、
”あー気持ちいー。” って言ってて、
後の半分は、体半分お風呂につかって、
”えっもう風呂入んの?そんな時間?もう一回走ろうぜ。” って言ってる感じ。
その引っ張り合いがあるから、バンドはおもしろいし難しい。
でも昨日は違った。
”そうだなあ、そろそろみんなで風呂に入る時間なんだろうな。”って言ってる感じだった。
私はビデオ撮影をしてたんだけど、
1台しかカメラがなくって全体を撮るしかできなかったけど、
そんなことが映像に収められればいいなあと思った、
フィルムメーカーとしては。
まあ今回はそんなことは、ミュージシャンサイドの希望ではなかったんだけど。
Friday, January 30, 2009
"Slumdog Millionair"
今日やっと、ダニーボイル監督の話題の映画、"Slumdog Millionair"を見た。
とにかくよくできていた。
バランスよくすべての要素がつまってて、
さすが、アカデミー賞10部門ノミネート作品という感じ。
私が特に感動したのは、カメラワークと演技。
子役がすばらしかった。ものすごくうまい。
カメラは、始めのセリフなしで画だけで過去を説明していくところがすばらしかった。
五感に訴えるショットがたくさんあって、わたしの五感にビシビシ届きました。
一緒に見たアメリカ人の友達がおもしろいことを言っていた。
最近、Slumdog Millionair のように、
アメリカ人以外の監督がハリウッドのお金で映画をつくって、
アメリカで大ヒットしてるパターンをよく見かけるようになった。
(クリストファー•ノーラン監督、ダークナイト
/アン•リー監督、ブロークバックマウンテンなど)
それは多分、外国人の目を通して、
冷静にアメリカ人の嗜好を理解してつくってるからじゃないか、と。
私はすかさず、”それって、私がヒット映画をつくれるってことやね!”
アカデミー賞と言えば、
滝田洋二郎監督、”おくりびと”。
私は飛行機の中で見たので、シアターで見ると違う感想を持ったかもしれないけど、
とにかく、最後で、気づいたら泣いてた。
クライマックスまでは、わりと予想通りの展開で、
最後どうするんだろう?とばっかり思ってたんだけど、
その、どうするんだろう? とか考えてる間に、
まんまとこの映画のテーマにすっぽりとはめられていた、という感じ。
どちらの映画も、観る価値アリです。
まだの方、ぜひ観てください。
とにかくよくできていた。
バランスよくすべての要素がつまってて、
さすが、アカデミー賞10部門ノミネート作品という感じ。
私が特に感動したのは、カメラワークと演技。
子役がすばらしかった。ものすごくうまい。
カメラは、始めのセリフなしで画だけで過去を説明していくところがすばらしかった。
五感に訴えるショットがたくさんあって、わたしの五感にビシビシ届きました。
一緒に見たアメリカ人の友達がおもしろいことを言っていた。
最近、Slumdog Millionair のように、
アメリカ人以外の監督がハリウッドのお金で映画をつくって、
アメリカで大ヒットしてるパターンをよく見かけるようになった。
(クリストファー•ノーラン監督、ダークナイト
/アン•リー監督、ブロークバックマウンテンなど)
それは多分、外国人の目を通して、
冷静にアメリカ人の嗜好を理解してつくってるからじゃないか、と。
私はすかさず、”それって、私がヒット映画をつくれるってことやね!”
アカデミー賞と言えば、
滝田洋二郎監督、”おくりびと”。
私は飛行機の中で見たので、シアターで見ると違う感想を持ったかもしれないけど、
とにかく、最後で、気づいたら泣いてた。
クライマックスまでは、わりと予想通りの展開で、
最後どうするんだろう?とばっかり思ってたんだけど、
その、どうするんだろう? とか考えてる間に、
まんまとこの映画のテーマにすっぽりとはめられていた、という感じ。
どちらの映画も、観る価値アリです。
まだの方、ぜひ観てください。
Wednesday, January 28, 2009
日めくりカレンダー
Tuesday, January 27, 2009
今年もよろしくお願いします
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