Monday, June 27, 2011

はやぶさ式思考法





















はやぶさ式思考法(川口淳一郎 著)

”批判される辛さには耐えられても、リスクから逃げたという悔いには耐えられそうにない。”

この本を読んで、「はやぶさ」ストーリーが、なぜこれだけすばやく映画化、しかも3本? されるのかということがわかった。
1 伝えるべきストーリーがある
2 そのストーリーがあるということを、川口さんがきちんと発信している
3 そのストーリーの詳細がリアルタイムで準備万端だった



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Saturday, June 25, 2011

たんぼ

”たんぼ”を見ると、ホッとする。
水をゴクゴク飲んで、ドライアイも治る感じ。

今月は、短編の脚本をたくさん書いています。
最終的に、”使える”と思うものがどのくらいできるかわからないけど。















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Sunday, June 19, 2011

ワンピース ストロングワーズ 上巻





















ワンピース ストロングワーズ 上巻(尾田栄一郎 著)

”アフロにしたらパンチ力が増すんだぜ!!!”

ワンピースの、マンガもアニメもゲームも、
読まない、観ない、やらない私の心に残った言葉はこれ。

いや、この言葉、本当です。
アフロに代表される、パンチ増強グッズ、大事です。
人生のお供。
いや、友、か。



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Wednesday, June 15, 2011

ソーシャル・ネットワーク (The Social Network)















ソーシャル・ネットワーク (The Social Network)

結構楽しめた。という、何とも中途半端な表現になってしまう。
何故だろう?

もう少しエッジの効いたものを期待していたからだと思う。
今、あえてフェイスブック映画をやるなら、
とことん時代を先取ってて欲しかった、という勝手な希望だ。

でも、エンターテイメント作品としてはベストな完成度かもしれない。
全世界注目の作品で、ハーバードとまだ若い実在の人物を何人も扱うのだ。
脚本と構成では、そうそう遊べないのかもしれない。優等生の脚本だ。

細かいことで気に入ったことはたくさんあるけど、
一番嬉しかったのは、 登場人物の若さと不安定さの見せ方。
はっきりと、でも強調され過ぎずに出ていた。
ちゃんと話の中心の素材として生きていた。
わたしじゃ、ああはできない。もっと感情が前へ出てしまう。

演技は、みんながみんなよかった。
マーク、エドゥアルド、ショーン、双子。
エドゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールド (Andew Garfield) は、少年A (Boy A) 以来注目していたので、ワクワクして観た。

観たあとで、監督のインタビューを聴いていたんだけど、
インタビュー内容より気になったことがあった。
デヴィッド・フィンチャーって、どの写真も表情が同じだ。




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Monday, June 13, 2011

天才!成功する人々の法則 (Outliers -The Story of Success)





以前から聞いたことがあった”10000時間の法則”を知りたくて読んだ。
10,000時間の法則とは、
”頂点に立つ人物はみんな、10,000時間頑張ってきた人だ”、
ワタシ訳では、”10,000時間頑張れば、あなたも頂点に立つことができるかも!”、
となりますが。

天才とか、頂点とか、縁のないワタシですが、
この法則を証明する事例が満載で嬉しかった。
頑張れば結果がついてくるかも、って思えることは、
健全な心を取り戻してくれる。

「演奏もうまくなり、自信もついた。一晩中演奏していたんだから、イヤでもそうなるだろう。客が外国人なのもよかった。観客にわかってもらおうと、ますます必死に全身全霊で努力した。
リバプールでは、1時間のセッションしかしたことがなかった。演奏はいつも同じ、得意な曲ばかり。ハンブルクでは、一日8時間もステージに立たなくちゃならなかったから、新しいやり方を見つける必要があった。」
ジョン・レノン

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Friday, June 10, 2011

戦後の成長



大好きなハンス・ロスリング (Hans Rosling) の、
アジアの成長グラフビデオ。

これは、アジアをアジアの外の目で観察できるビデオで、
もちろん、いつもの彼のユーモアトークつき。
今回はアジア人をかなり持ち上げてて、笑ってしまったけど、
悪い気はしない。
なんて、ノンキなことを言ってる場合ではない、日本は。

一番印象的だったのは、戦後日本の成長率。
すごいすごいとは聞いていても、 その時代に生きていないと実感としてはあやふやだった、ということだろう。
このグラフを見てびっくり。

当時の西側諸国、現在のインドや中国との比較が見ることができるのだけど、
日本の成長率を表すラインは、群を抜いて急、ほとんど直角。

この急ラインに、いろんな思いこもってますね。
そして今、これ、見ておきたいラインでした。



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Wednesday, June 8, 2011

日本人へ リーダー篇


















日本人へ リーダー篇 (塩野七尾 著)

”いかなる民族も自らの資質に合わないことを無理してやって成功できた例はない。”

日本じゃなくてね、自分のことに当てはめてみている。
自分を知るのは難しい。


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Sunday, June 5, 2011

ヒロシマノート



















ヒロシマノート(大江健三郎 著)

私の頭の中で起こった、”地震”から始まった連想ゲームのもう一方の端に、この本があった。だから、今読んだ。

人間の”威厳”について、こんなに考えさせられたことはなかった。
「いげんってなに?」と子どもに聞かれても、答えられないなあ。

大江さんの文体は、ドリルのようにぐいぐいとあの人々の心を奥へ突き進み、言葉を掘り出してくる。それは、あの人々の言葉ではなくて、あの人々の心を私たちに届けるために必要な重さの言葉。

その心にも言葉にも圧倒され、まだ、どうとも自分なりには扱えない。
でも、感覚だけじゃなく、言葉で心に留め置いておこう。

今回の震災についての外国人のコメントにもよく登場してたなあ、Dignity。



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