Wednesday, May 20, 2015

ニューヨークテレビフェスティバル パネルディスカッション

今日はニューヨークテレビフェスティバルのパネルディスカッションに参加。参加したと言っても、パネルに参加したわけじゃなく、観客としての参加。

しかし、全くもって何も学ぶことはなかった。目新しいことがゼロだった。なんてこった。最近自分が書いたコメディがドラマ化されることになった作家・脚本家を中心としたディスカッションだったんだけど、びっくりするほど普通のディベロップメント過程を説明しただけだった。がっかり。

今回のイベントは、ニューヨークテレビフェスティバルというフェスティバル主催のイベント。このフェスティバルは、一般の人からテレビ番組の企画や脚本を募って局へ紹介し契約までもっていってくれるもの。こういうのがこちらではたくさんある。

2007年に渡米したときには、テレビ局の人じゃない人が番組を提案できるということに驚き感激した。日本ではテレビ番組はテレビ局の人が作るもの(制作会社を含め)ということ以外にないもんね。

Monday, May 18, 2015

サンダンス・インスティトュート リーディング

今日は、サンダンス・インスティトュートでディベロップされた脚本のリーディングに参加。

脚本の完成度は高く映像がはっきりと浮かんでくる。役者も出演が決定している役者だったので、気合いバッチリだ。リーディング時間は2時間ちょうど。実際に編集後の作品の長さとほぼ同じでテンポが正しいことがわかる。

リーディングの後、脚本・監督のオリヴィエ を何とか捕まえて、サンダンスでの脚本と演出ディベロップメントの様子と、脚本の中で気になったことを質問。妊娠中の大きなお腹を抱えながら答えてくれた。

オリヴィエはサンダンス・脚本プログラムのメンバーであるだけでなく、Film Fataleという数あるニューヨークに所在する女性フィルムメーカー組織のメンバーなので、その2つの団体関係者がたくさん参加していた。私はどっちのメンバーでもないけど、何とか会話に参加しようと、出された大きなクッキーを片手にちょこまか動き回っていた。しかし、こういうラフなパーティでいつも困るのは身長の低さ。私の頭のひとつふたつ上で繰り広げられている会話に参加するのは至難の業だ。近くでうなずいているだけではなかなか気づいてもらえない。


Sunday, May 17, 2015

映画テレビの未来、コンフェレンス

今日は、「映画・テレビの未来」、と何ともデカいタイトルがついたコンフェレンスに参加。女性を含む映画プロデューサーの他に、Vimeo、Funny or Die、Viceという今トップを走るウェブプラットフォームのコンテンツ制作者やプログラマーのパネルディスカッションだ。

みんな頭が、ものすごく柔らかい、新しいものを作るという空気に満ちあふれていた。このウェブ時代、長さやフォーマット、カテゴリーや種類、などというものはないに等しく、どんなものでも出す場があり、そこには視聴者がいる。こういう市場では、以前はマイナーコンテンツと言われていたものも、確実にそのコンテンツに合った視聴者に届くので、もうマイナーという考え方は古い、というようなことをいろいろな角度から掘り下げていた。そして最後は、どこな場でも言われることだが、作り続けること、それを発表し続けること、それしかない、ということ。分かってるってば。