ヴィム・ヴェンダース監督の”アメリカ、家族のいる風景”をDVDで観た。
英語タイトルが、"Don't come knocking" だったので、
この映画知らないなあ、と思ってたんだけど、おの邦題は日本でよく聞いた。
ヴィム・ヴェンダースの作品は時々すごくアーティスティクなので、
そのタイプかなと思ったら、
わたしの好きな ”パリ、テキサス”と同じタイプのロードムービーだった。
わたしよりずっと年上の主人公の人生を振り返る映画だったので、
心の動きをみるのが楽しかったし、演技はすばらしいし、
ショットはきれいだし、無駄なセリフはないし、
登場人物のキャラクターがおもしろかった。
でも”パリ、テキサス”のときは、ストーリーテリング法が斬新だと思ったけど、
今回はそうは思わなかった。
ビジュアルイフェクトを使ってるショットもあっておもしろいんだけど、
もっと遊んでいいと思った。ハリウッドど真ん中な作品じゃないから、
もう少し荒れたところというか、ラフというか、なんだろう、
きれいにまとまりすぎてたように感じたのかなあ。
うーん。
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