Thursday, May 14, 2009

視覚障害の方と食事

前にも書いたように今回の映画では視覚障害に人を扱う。
ということで、視覚障害を持つ方にアドバイスをもらっているのだけど、
その彼に今日やっと会うことができた。

彼は、わたしの俳優募集掲示をウェブで見て応募してきたうちの一人。
”視覚障害のミュージシャン役の俳優またはミュージシャンを探しています。”という記事。
”僕は視覚障害のミュージシャンです、、、。”というメールをくれた。
残念ながら彼は役のイメージとは違ったので、
そのことを連絡しつつ、映画に協力してもらえないか相談したところ、
オッケーとのこと。
それ以来、メールで細かい視覚障害者の方の日々の動きを教えてもらったりしていた。

その彼と今日は一緒に食事をして、視覚障害者の方が住むアパートメントを案内してもらったり、パソコンを見せてもらったりした。

とてもおもしろい人で楽しかった。
でも、視覚を失ってから長い年月、くやしい思いや悲しい思いをしただろうな、
と考えずにはいられなかった。
なぜかというと、彼はそれを一瞬お表情に見せなかったから。逆に。

スタジオでリハーサルを2時間やった。

そのあと友達と食事。なんととてもおいしいと有名な”ガリの寿司”に行って、
シェフのおすすめを食べた。もうとろけそうにおいしかった。

みんなに感謝していい映画をつくれますように。

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