Monday, August 8, 2011

世界の運命





















世界の運命 (Paul Kennedy)を読みました。

火星からの訪問者に、我々の現状を説明するのは大仕事である。192の独立国家があって、そのいくつかは解体しかけている。どうしてこうなったのか。奇妙な歴史的理由によって、この惑星上の65億の人類は、自分たちを、馬鹿馬鹿しいほど多数の独立国に分けてしまったのである。


”ちきゅうさん”は、あきれて笑ってるだろうなぁ。
こんなに人間生まれちゃって、勝手に領土を決めて喧嘩して、地面を掘って石油を使っちゃって、山を削って動物をいじめて、危険な薬品を作って地球を汚して潰して、あげくの果てに自分たちもケガして。しかもそこは、人間が勝手に自分たちの場所と思い込んでるだけのところだよん。せっかく遊び場として貸してやったのに、みんなで仲良く大切にしないなら、もう取り上げるぞ。



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