Thursday, May 5, 2011

ざくろの色 (Sayat Nova / Color of Pomegranates)























ざくろの色 (Sayat Nova / Color of Pomegranates) (セルゲイ・パラジャーノフ Sargis Hovsepi Parajanyan 監督

ぶっとびました。
全シーン、象徴映像&音でつくられています。

物、人、動き、音が、スロースピードで進む中、
目と耳で捉えた画の意味が、脳の中で堀り下がります。
シーンごとの主役たち(人または物)の発する声は、
無類、否、鮮明です。
環境は、アルメニア、しかも中世。
だから、建物、小道具、生地、色、音楽から、全く目と耳を離せません。

わたしのポイントはここ。
1 象徴表現を全編貫いている!完結してる!
2 その象徴の仕方がユニークで、私には思いつかない!脳を見せて欲しい!
3 音、動き、フレーム構成で遊んでる!おもろい!

”!”を、何とか、最後の3行だけに収めました。



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