Saturday, May 7, 2011

眠れなくなる宇宙のはなし






















眠れなくなる宇宙のはなし(佐藤勝彦 著)

タイトルがいい。宇宙のはなしはこうでなくっちゃ。
今も宇宙は、その95%が未解の空間、
だから、何でもありで夢を見られる。

12世紀のアクィナスの説がたまらなくかわいい。

「宇宙の中心には土と水でできた地球があり、
そのまわりには空気の層と火の層がある。
そしてその外側に星々が張りついた天球があり、
その数は8つ。太陽、月、5つの惑星、そして恒星。
その惑星や恒星の回転など細かな動きは、天使が調節している。」

えっ、天使?!!

















NASAの5月4日の発表。
「質量が存在すると、ボウリングのボールが載ったトランポリンみたいに、
時間と空間で構成される4次元の「時空」がゆがむ、
というアインシュタインの一般相対性理論の予言が、
人工衛星「GP―B」の観測で確認された。」

すごい、おめでとう!

4次元時空についてはもうすぐ証明されるかも、
と、ここ最近さんざん言われていたので、そんなに驚かないけど、
この理論が完成されたのは1216年。
長い道のりお疲れさまです。

でも一言、言わずにはいられない。

宇宙について、あんまり解明しないで〜。
人類はもう少し、
夢を見ているべきだと思うのですよ。



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