Wednesday, September 30, 2009

天国は待ってくれる (Heaven Can Wait)

今日も家。熱が完全には引かない。
こんなときは、ルビッチだ。

天国は待ってくれる(1943年 Heaven Can Wait)。
ルビッチ(Ernst Lubitsch)作はほとんど観てるけど、これだけ観てなかった。
アカデミー賞作品賞と監督賞にノミネートされてます。
コメディで作品賞ノミネートされるってなかなかないことのはず。

他作品と同様、とってもリッチで、見終わった後、
”あーおいしかった”と言いたくなる映画。

今作は特に、死ぬ瀬戸際、天国か地獄かっていう、あたしの好きなプロットなので、
始まりからいきなりもっていかれた。
そして、登場人物のコミカルな動き、カッコよくない主人公、ルビッチのしかけるいたずら(映画だから起こりうるけど、観客を遠ざけない)、スマートな皮肉とウィット、、、

フルコースごちそうさまでした。

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