Wednesday, June 15, 2011

ソーシャル・ネットワーク (The Social Network)















ソーシャル・ネットワーク (The Social Network)

結構楽しめた。という、何とも中途半端な表現になってしまう。
何故だろう?

もう少しエッジの効いたものを期待していたからだと思う。
今、あえてフェイスブック映画をやるなら、
とことん時代を先取ってて欲しかった、という勝手な希望だ。

でも、エンターテイメント作品としてはベストな完成度かもしれない。
全世界注目の作品で、ハーバードとまだ若い実在の人物を何人も扱うのだ。
脚本と構成では、そうそう遊べないのかもしれない。優等生の脚本だ。

細かいことで気に入ったことはたくさんあるけど、
一番嬉しかったのは、 登場人物の若さと不安定さの見せ方。
はっきりと、でも強調され過ぎずに出ていた。
ちゃんと話の中心の素材として生きていた。
わたしじゃ、ああはできない。もっと感情が前へ出てしまう。

演技は、みんながみんなよかった。
マーク、エドゥアルド、ショーン、双子。
エドゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールド (Andew Garfield) は、少年A (Boy A) 以来注目していたので、ワクワクして観た。

観たあとで、監督のインタビューを聴いていたんだけど、
インタビュー内容より気になったことがあった。
デヴィッド・フィンチャーって、どの写真も表情が同じだ。




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