Wednesday, April 20, 2011

チャンス (Being There)



















チャンス (Being There) 観ました。

有名な作品だけど観てませんでした。
でも、今観たのは、いいタイミングでした。
なぜかというと、、、
現在の日本がそこにあったから。

20世紀後半、不況下におけるアメリカの話。
不況下すべての問題点に加え、
産業化、貧富格差、人種差別、政党争いなど、しっかり盛り込まれています。

これらを風刺的に斬っていく語り方は、観たことないものとは言えないけど、
勝因は以下かなと。
ー風変わりな主人公・チャンスが、リアルな人間として生きてる。
ー大屋敷の空間的な間と、スローしゃべりの間の妙かな、で、 観客をちょっとした異次元(5次元くらいかな)へ連れて行く。
ーラストの不明瞭さと異次元感。
ーピーター・セラーズ、笑わせてくれるやん!

もちろん、脚本がユニークだというのは言うまでもなく。

この映画を、日本を覆うフラストレーションを感じながら観ると、
”真理はすぐそこにあるよ、前からね。”
って言われたような気がした。



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