Friday, January 30, 2009

"Slumdog Millionair"

今日やっと、ダニーボイル監督の話題の映画、"Slumdog Millionair"を見た。
とにかくよくできていた。
バランスよくすべての要素がつまってて、
さすが、アカデミー賞10部門ノミネート作品という感じ。

私が特に感動したのは、カメラワークと演技。
子役がすばらしかった。ものすごくうまい。
カメラは、始めのセリフなしで画だけで過去を説明していくところがすばらしかった。
五感に訴えるショットがたくさんあって、わたしの五感にビシビシ届きました。

一緒に見たアメリカ人の友達がおもしろいことを言っていた。
最近、Slumdog Millionair のように、
アメリカ人以外の監督がハリウッドのお金で映画をつくって、
アメリカで大ヒットしてるパターンをよく見かけるようになった。
(クリストファー•ノーラン監督、ダークナイト
/アン•リー監督、ブロークバックマウンテンなど)
それは多分、外国人の目を通して、
冷静にアメリカ人の嗜好を理解してつくってるからじゃないか、と。

私はすかさず、”それって、私がヒット映画をつくれるってことやね!”

アカデミー賞と言えば、
滝田洋二郎監督、”おくりびと”。

私は飛行機の中で見たので、シアターで見ると違う感想を持ったかもしれないけど、
とにかく、最後で、気づいたら泣いてた。
クライマックスまでは、わりと予想通りの展開で、
最後どうするんだろう?とばっかり思ってたんだけど、
その、どうするんだろう? とか考えてる間に、
まんまとこの映画のテーマにすっぽりとはめられていた、という感じ。

どちらの映画も、観る価値アリです。
まだの方、ぜひ観てください。

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