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Saturday, December 10, 2011

ヘンゼルとグレーテル























ニューヨーク冬の風物詩、ヘンゼルとグレーテル(The Metropolitan Opera)

観たわけじゃないのです。
かわいかったから写真撮った。



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トイレからオペラ

今日、リンカーンセンター近くのスターバックスで、パソコンに向かっていたら、
突然トイレから、生オペラが聞こえてきた。

BGMのジャズとかぶって私の耳に達するんだけど、
でもそれは、確かにオペラで、
確かにトイレから聞こえてきてた。

でも不思議なことに、まわりの人は全く気にしていない様子。
なんでっ???
落ち着かない私は、頭を上げたり下げたりすること約10分、
ようやくトイレに入るために並んでいたひとりの女の人と目が合って、
思いを伝えることができました。

彼女の反応は、、、苦笑いで、トイレ早くしたい、、。
なんて大らかなんだ、この国の人は!

と時々思うことがある。
イライラのポイントが違うんですね。


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Thursday, November 24, 2011

The Birth of Promotion




The Performing Arts Library で開催中の The Birth of Promotion を見てきました。
サイレント映画の時代の、映画プロモーションの展覧会です。

映画をやる前に、コンサートのプロモーションの仕事をしていたので、
プロモーションと聞くとちょっと興味があります。
この時代のプロモーションと言えば、紙媒体しかありません。
紙を使ってどこまでできるか。手作り感、アイディア勝負の紙物を楽しみましたよ。
今のデータ、パソコン時代に見ると、微笑ましかったです。
同時に、ハンドメイドの良さを、今の時代だからこそ利用すべきだとも思いましたよ。


今は、パフォーマーサイドのマネージメントからの規制が厳しくて、写真の使い方や、名前の使い方がかなり制限されていますが、
この時代は、モーションピクチャーという、世界中の人々の憧れを一身に受け止めた新しい娯楽のためなら、ということか、前例がないからか、かなりはちゃめちゃです。

キスシーンを4コマ写真にして、この映画でキスのテクニックが学べます、としたり、
なぜか全部絵文字の広告や、スターの名前で遊ぶクロスワードや、
権力者へは、映画の良さを長い文章できちんと説明した真面目手紙が送られていたり、
映画からのカット映像と文字を組み合わせて、おもしろシーンをつくったりしています。

映画とは、束の間現実を忘れさせてくれるもの、 夢を見させてくれるもの、という映画の原点を、この展覧会は思い出させてくれましたよ。



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Friday, November 18, 2011

All For One Theater Festival

友人が企画開催したイベントに顔を出してきました。

一人芝居ばかりを集めたステージ、All For One Theater Festival
観たお芝居は Shadowboxing。ものすごくレベル高くて大満足。
そのお芝居のことも、他のプログラムも、もっとリサーチしてから行けばよかった。

第一回開催ですが、評判上々、観客の入りも上々で、
来年以降も続けられそうだとのことです。
さらっと書いてますが、このNYで、この時期で、一人芝居で、と考えると、
ものすごいことです。

他イベントとの差別化、どのコミュニティとマーケットを発火点にするか、などなど、私の頭はスルスルと勝手に考え出します。もちろん、実際どうしたか知らないので、勝手もいいところなのですが、昔の癖で、脳がときどきこの動きをします。

そして、そこに蓋をして、よいしょとクラフトマン脳を引っ張りあげます。


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Monday, November 14, 2011

The Forty Part Motet

















The Forty Part Motet by Janet Cardiff

日本から友だちが来てたので、久しぶりに MoMA PS1 に行ってきました。
上の作品に引き込まれました。

40台のスピーカーが円形に並んでいます。その真ん中に座って、スピーカーからの音に包まれます。40台のスピーカーは、40人のスピーカー(話す人)。40人に自分が囲まれているように感じます。彼らは舞台の幕が開くのを待ち、そして歌が始まります。完璧な出来のコーラス。

録音技術がすばらしいので、40人の声を”生”に感じます。
生ですが、音の間違いもなく完璧なパフォーマンスです。
完璧なパフォーマンスですが、360度方向から聞こえてくるので、”40人によるコーラス”ではなく、ひとりずつの存在を感じます。
ひとりずつの存在を感じるので、録音されたミスのないパフォーマンスとわかっていても、おのおのの緊張感を感じます。
なぜ緊張感を感じるとかというと、それぞれから出る音がぶつかったり、エコーしたりするからです。

でも、音のぶつかりやエコーは、この完成されたパフォーマンスの貴重な一部で、しかも、一部であるということを聴いているときは全く感じません。全体でひとつ、立体感のあるひとつです。
そう、いつも自宅のスピーカーから聴いている音を、平べったく感じます。

この、まあるい空間で、実生活では体験できない経験をしました。
一緒に聴いていた女性で、涙を流している方がいました。

私はというと、この聞こえ方ができる人間の耳はすごいな、とかと思っていました。
体の惻部に二つだけついていて、耳たぶの角度を変えたりもできないくせに、
ものすごい感知力と調整力。


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Monday, April 25, 2011

ヘルガ・バンシュ (Helga Bansch)



















ヘルガ・バンシュ (Helga Bansch)
オーストリア出身のイラストレータ−・絵本画家。

構成の大胆さと視線のつくり方が抜群に楽しい絵。
登場人物たちの視線の配置も、それを読者に届ける方法も独特。

ページをめくるたびに、
ああ、その手があったか、って思う。

行き詰まったときに、解放してくれる絵。


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Friday, April 15, 2011

Jonathan Harris の7つの質問



Jonathan Harris が自分の作品について自分にする質問
(ジョナサン・ハリスはインターネットアーティスト)

それは、
-ラブレターのように特別なものか。
-人を、はっと息をのませるか、泣かせることができるか。
-真に今の時代を代弁しているか。
-25年先でも共感できるものか。
-これまで一度も語られたことのないものか。
-他の媒体の傑作と比較できるものか。
-時代の先を行ってるか。

なるほど!


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Wednesday, April 13, 2011

JR WOMEN


JR の WOMEN プロジェクト。
(JR西日本とかじゃないです。フランス人(だと思う)写真家)
女性がめぐまれない地域で女性を撮影して、巨大ポスターにして、
壁、屋根、乗り物、どこにでも貼っちゃう。
剥がされてもめげない。どんどんポスターを作って貼る。

屋根の下から、壁の向こうから、声が聞こえてくる。
ストーリーがあふれてる。

強いな。
 

Wednesday, April 6, 2011

以前と以後

新聞に、クドカンさんのコメント載ってました。
「3月11日以前に書いた台本が別のものに思える。」

私も全く同じように感じた。

書きかけだった脚本は、なかなか続きが書けなくて、
結局、初めから書き直した。
2バージョンの脚本が今ここにあります。

Sunday, April 3, 2011

パリ20区、僕たちのクラス (ENTRE LES MURS/THE CLASS)


パリ20区、僕たちのクラス (ENTRE LES MURS/THE CLASS)

すごい映画でした。
登場人物がカメラ目線をしないってことだけが、
この映画がドキュメンタリーじゃないってことを証明してくれる。

オープニングシーン以外は学校内シーンのみ。
主役の生活は、”教師”という側面のみしか見せない。
でも、全く隙なし。

なぜかというと、
先生と生徒、教育、人種差別、家庭、学校、希望、成長、絶望、思春期、許し、教室、友達、愛情、居場所、親
と、 多くの現実が折り重なってるから。

これだけ層の厚い映画はなかなかない。
現代映画には層がたくさん必要だとつくづく思う。
じゃないと、映像慣れしすぎてる現代人は飽きちゃう。

でも、それをこのシンプルな構成でやってしまうところがすごい!
だから、より声が響くんだな。

村上隆さんも同様のことを書いておられました。 表現がさすがにおもしろい。
ー現代美術は、歴史が重層化(串刺し)しなくてはいけない。
ーハイコンテクスト化したレイヤーを入れる。たくさんあればあるほどいい。
ーレイヤーの中に50年代(戦後)アメリカアーティストを入れる、
そして自国の問題を串刺しする。   (芸術闘争論より)

串刺し!

Tuesday, December 14, 2010

まるで透明度180%
















市橋織江さんの写真、だいぶ好きで、
しょっちゅう、見とれている。

まるで透明度180%の写真たち。


彼女のホームページもかなり楽しい。

Friday, February 26, 2010

ハンス•フィッシャーの世界展



















今日は、伊丹市立美術館で、ハンス•フィッシャーの世界展を観た。
長ぐつをはいたねこ、こねこのぴっち、ブレーメンのおんがくたいなどの絵本作家、
だけではなく、その他もいろいろな絵を描くことをした人。

この展覧会は、原画がとても多くて楽しんだ。
作家が、絵と話を組み立てていく過程(作品自体の過程と作家の精神的な過程)
を見せていて、
かわいい絵に囲まれる心地よさだけでなく、
ものづくりをする人としての、
細部へのこだわりとか、葛藤も見ることができた。

そう、
”ものづくりをする人として” って書いたってことは、
自分と重ねてるってこと。
これはわたしの得意技だなあ。
すぐ自分を重ねることができるおめでたい人です。

Wednesday, February 17, 2010

被災者による被災者の写真















ちっちゃいポスト

今日は、芦屋市立美術館へ、
阪神淡路大震災の写真を見に行った。

ここの写真は、
被災者が撮った被災地&被災者の写真だったので、
ちょっと見ておきたかったから。

父と母も一緒に行ったんだけど、
私たちは、とても明るく、
”わーここ知ってる”とか、”そうそう思い出すなあ”とか、
”わーこれおもしろいことなってるなあ”、とか言いながら見てた。
こんなノリで見られるのは、私たちも被災者だからだ。

一番見たかった写真、
被災者が笑顔でカメラに向かう写真も見た。
”こんなにボロボロやけど、なんとかやってるでー”、
としゃべりかけてくる。
カメラ相手に、とりあえず笑顔つくるしかなかったことがよくわかる。
シャッターを押すのが、知らない市の職員だったら、
こんな笑顔絶対できないけど。

悲劇の中の笑顔ってホント強い。
コメディの中の悲劇と一緒。

Tuesday, February 16, 2010

植田正治写真集

急に、植田正治の写真集を見たくなって本棚へ。
(わたしの部屋じゃない本棚に入れてあるから)
あった。

すっごく久しぶりに見たんだけど、
ふーーーー、感嘆のため息。
しばしボーーーーーーッとながめる。

いろいろすごいけど、
わたしがまず好きなのは、
レイアウト

被写体との距離。

いくつもストーリーが頭に浮かぶ。

Saturday, September 5, 2009

ケネス•アンガー Kenneth Anger















PS1 階段の壁画。

今日も暑くて部屋にいれなかったので、
気分転換のためPS1(PS1 コンテンポラリーアートセンター)へ。
そこで ケネス•アンガー (Kenneth Anger) の映像作品を観た。

すごくおもしろかった。
ほとんどの作品が、
グロテスクでじーっと観るのはつらかったんだけど、
とにかく表現方法がこの上なくオリジナルだ。
とくにわたしが楽しんだのは、
ショットの種類と編集と色。
今編集の真っ最中だけど、彼の編集を観てると、
いつも使ってる脳と違う脳が刺激された。

今日一番気に入ったのは、1953年作品”人造の水” (Eaux d'Artifice)。
他の作品も観てみようと思う。

Thursday, August 13, 2009

ステージ "Sezze Sun"

友達が出演してる舞台 "Sezze Sun" を観てきました。

アイディアはとてもおもしろかったけど、
ストーリーとキャラクターの強弱がもっとついていいと感じた。
他の人は、あるいは、メインを演じてた友達はどう思ってるか、
話するのが楽しみ。

しかし、来場者は15人程度。
NY2週間公演で、小さい舞台で、木曜日だから、よくある人数だけど、
俳優に脱帽。。
しかし、15人の中にひとりでも力のある評論家かなんかがいたら、
その舞台、またはその俳優だけでも、成功のチャンスをつかむ可能性がある街です。

Thursday, July 30, 2009

ワンアクト演劇

今日は、先日撮った私の映画に出演してくれた俳優が出演してる演劇を見に行った。

ワンシーン演劇を6本まとめたプログラム。
とてもおもしろかった。
自分でもびっくりしたんだけれど、
うまい俳優とうまくない俳優がものすごくはっきりと見えた。
あと、ショートストーリーを自分も書いているので、ストーリーの構成が勉強になった。

俳優のできについては、
多分今回の演劇にはビギナー俳優もたくさん出演してたので、
うまい下手がわかりやすかったんだと思う。
そこそこ大きなステージだと、出演者全員がすばらしいので、
そういうところに気が引かれないんだと思う。

あともちろん、私の目も変わって来てるってことだと思って嬉しかった。

プログラムの中の彼女のバイオに私の名前が出てて、
ちょっと嬉しかった。

Sunday, July 12, 2009

トラックボール
















ということで、
肩を痛めてる私を見かねた友達が、
トラックボールを買ってくれました。

おかげでとっても快適ー!
ありがとう。

昨日集中しすぎたので、今日はセントラルパークへ。
外の空気を吸って一息。
夜はスペイン料理。全部すごいおいしかった。

それとそうそう、
今日は、ミッフィーとおさるのジョージのアニメーションをテレビで見た。
ミッフィーはもうあのミッフィーが動くのがすごいかわいい。
口は動かないけど、まばたきする。
他の登場人物たちがまたまたかわいい。
そして、音楽に感動。ずっと曲は鳴りっぱなしなんだけど、
ミッフィーの一歩一歩をはじめ、
細かい音がぜんぶついてる。
すばらしいです。

おさるのジョージは、私の大好きな絵本。
さすがアメリカ出身だから、この国では、
アニメーションもなんと映画も作られてました。
ジョージが生き生き動いてのは、
見ててホントに嬉しい。

Friday, February 20, 2009

陰悩録

今日は、舞台、陰悩録を見ました。
友達がプロモートしているので、絶対に来てくれと言われて行きました。
筒井康隆さんの原作で、上山克彦さんのひとり芝居です。

とてもシンプルに創られていました。
セット、照明、音響、音楽、ストーリーもシンプルです。
そのシンプルさから考えると驚くほど厚みのある作品に仕上がっていました。
ひとりであれだけみせられるはすごいです。演技に感動です。

でも、私にとっては目新しいものとは感じられなくて満足度があがりませんでした。
それは、私が日本人であの手の作品づくりに慣れているせいです。
アメリカ人の人にとってはおもしろかったらいいなと思いました。
多様なニューヨークだからこそ見られる作品として。

これは私がニューヨークに来てる理由にもなります。
日本のものを見すぎて、もっと違う世界を見たいと思ったからです。

Friday, February 6, 2009

カンパニーEAST ハムレット

今日は日本人カンパニーのステージを見に行った。
カンパニーEASTさんのハムレット。

すごいハムレットだった。
シェークスピアのハムレットをベースに、
イーストさんならではの斬り方。
とても前衛的でファーイースト的で仏教的でおもしろく見せていただきました。

舞台は専門ではないので、知らない間にプロデューサー的な目で見てました。
誰もが知ってるハムレット、
セリフはほとんど日本語、
ポイント的にスクリーンに出る英文章でストーリーは追える、
舞踏で見せる作品、
日本人以外の観客を意識した振り付けもあった、
音、音楽、色、メイク、衣装、夢は夢に出てきそうなくらいエキストリーム。
客観的な目で箇条書きするとこうなる。
世界の観客を意識して作られた作品みたいに聞こえる。

でもそんなことでこんな作品はつくれない。
イーストさんの根の深い深いところから絞り出されたエキスで創られた作品、
とひしひしと感じた。

プロデューシングとディレクティングの合体が大事です、いつも。