先日、アメリカの証券取引委員会(SEC)がクラウドランディングに関する新たなルールを発表した。
これまではほとんどのプロジェクトで、収益を募金者に分配するという設定はなされていなかった。これは禁止されていたわけではなく、SECの手続きが非常にややこしくお金もかかるため、それをやる人が少なかっただけだ。
でも今回、これが完全に許可されることになった。条件は以下の通り。
1. 年収または自己資産額が1,000万ドル以下の人が募金できる金額は、
2,000ドルか年収または自己資産額の5%のどちらか高い方。
2. 年収または自己資産が1,000万ドル以上の人が募金できる金額は、
年収または自己資産額の10%未満で、過去12ヶ月間の合計募金金額の上限は1,000万ドル。
3. ひとりのプロデューサーが集めることのできる金額は、
12ヶ月間に最高1億ドル。
このような数字設定になったのは、 大手映画会社スタジオがクラウンドファンディングを使って制作費を集めるのを制限する一方、インディーズ映画には制作に十分なお金が集まるようにという考慮された結果だ。これはとても大事な点で、アメリカのクラウンドファンディングではこれまでにも著名人や大手映画会社関連のプロジェクトが多額を集めて非難を受けていた。
今回発表された新ルールが適用されるのは、2016年1月29日から。
今後ますますクラウドファンディングが栄えそう〜。ラララ〜。
SECの発表はこちらで確認できます。
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